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人間の食べ物は犬にとっては有害なものが多いです。
塩分もカロリーも高く、小さな体を毒してしまう危険性があります。
ですが、「うちの子はドッグフードしか食べていないから健康!」とも言い切れないのです。なぜでしょうか?
実は、ドッグフードも選び方によっては犬にとって有害なものになり兼ねないのです。
それはドッグフードごとに配合している栄養素、その配合割合が異なるからです。
健康的なドッグフードの選び方をご紹介しましょう。
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それでは、数あるドッグフードの中から良いドッグフードを見つけるためにはどうすれば良いのでしょうか?
ドッグフードしか食べていないのに太ってしまう、というワンちゃんの場合、ドッグフードの主成分に問題がある可能性があります。
例えばビタミンなどの栄養素よりも脂肪分が多いものをあげていないでしょうか?
犬の食いつきを良くするために、脂肪分を多くしているドッグフードが数多くあります。
また炭水化物が多いドッグフードにも気をつけましょう。
ドッグフードはバランスよくビタミンやミネラルを摂取できるものが理想ですが、市販のものは炭水化物が多い傾向にあります。
かさ増しのために炭水化物を多く配合し、量を増やしているのです。
そのためドッグフードの3割近くが炭水化物、というドッグフードも多くあります。
炭水化物が多すぎるとなぜ問題になるのでしょうか?
炭水化物はエネルギー源として大切ですが、食べ過ぎると消費しきれなくなってしまいます。
そして炭水化物は糖分を含んでいるため、消費しきれない糖分が体内に蓄積され、脂肪となってしまうのです。
運動量が多い場合消費できますが、飼い犬の場合ほとんどのワンちゃんはドッグフードの炭水化物を消費するほどの運動はしていないでしょう。
市販のドッグフードで「低脂肪・低タンパク」を売り文句にしているドッグフードをご存知でしょう。
確かに低脂肪・低タンパクだと肥満になり辛いですが、逆に炭水化物が多いと脂肪の蓄積を促してしまいます。
宣伝文句に操られず、主成分をしっかり見て選ぶようにしましょう。
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では、主成分を見ながらドッグフードを選ぶ際の基準とは何でしょうか?
まず、良質なタンパク質を配合しているものを選びましょう。
タンパク質は太る、というイメージがあるかもしれませんが、タンパク質がないと筋肉の生成、細胞の再生もできません。
傷の治りが遅くなったり、病気にかかりやすくなってしまう原因ともなり得ます。
良質なタンパク質を必要分摂ることこそが、健康的な食生活と言えるのです。
たんぱく質源は大抵肉か魚です。
その中でも、ラム肉や国産鶏肉などを使っていると良いでしょう。
低脂肪でありながらタンパク質を十分に摂ることができます。
またエネルギー源である炭水化物は、オーツ麦などGI値の低いものを使用していると望ましいでしょう。
GI値が低ければ血糖値が上がりにくく、脂肪の蓄積も防いでくれます。
このように、主成分を見極めるコツを知っておけばもう迷うこともありません。
もしワンちゃんの肥満の原因が見つからないのであれば、一度ドッグフードを変えてみてはいかがでしょうか?
【注意】出典:
ドッグフードは食いつきやアレルギー、犬のライフステージなどで必要なものは変わっていきます。特定のドッグフードが愛犬にぴったりということはありませんので、必ず飼い主さん、場合によっては獣医師さんの判断によって、少しずついろんなタイプのフードを試してあげてください!
ドッグフードは様々な種類があって、何を選んだらいいのか分からないですね。ドッグフードの選び方のコツがあるんです。愛犬の食いつきが悪いのは何か意味があるのかもしれませんよ。ここでは人気のドッグフードランキング5選を紹介します。
https://mofmo.jp/article/13639