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ですから、犬に懐いてもらうには頼れる人と思ってもらうことが必要になります。
犬の世話をしてくれない人には犬も懐きません。
その他の原因としては、嫌なことをされた思いがある犬も懐いてくれないでしょう。
この2点を改善するだけでも犬が懐くことに一歩近づくでしょう。
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対策としてはまずは犬の世話しないので懐かないのなら、お世話を始めましょう。
初めは難しいかもしれませんが徐々に慣れていくようにしましょう。
一つの対策は一緒に散歩をする、おもちゃで遊ぶ、ご飯やおやつを与える、といった犬の喜ぶことを一緒にしてみてはいかがですか?
しかし、いつも犬の世話をしているけど懐かない、という方もいるでしょう。
世話の仕方によっては犬が懐かない場合もあります。
例えば犬との遊び方にしても、犬との力比べをするような遊び(引っ張り合いっこ等)は犬の対抗心が強くなり興奮しやすくなり噛み癖がつきやすくなります。
ですからこの場合の対策は、遊びはきちんと飼い主が主導権を持った遊びにしましょう。
遊ぶときもリードを付けて主従関係をしっかり教え込むようにできます。
餌やりの際も回数が多いと餌をもらうありがたみがなくなり、飼い主の存在感が薄くなります。
この場合の対策は一般的な犬だったら1日2回くらいで十分でしょう。
その方がエサをあげるとき、飼い主の存在感が増し自分より上の人と見てくれるようになります。
犬がいたずら、噛むなどの行為をした時、思わず怒鳴ったり体罰を与えてしまうことがあるかもしれません。
そうすると犬の防御本能だけが働き、ますます歯向かったり懐かなくなっていきます。
このケースの対策は、悪いことは何度も何度も反復作業で教え込む必要があります。
例えば、噛まれた時は噛まれた手をそのまま口に押し込んでみたり、わざと何度も見せて覚えさせることです。
褒める時もしっかり褒めましょう。
ただし、ここでも主従関係は保たなければなりません。
主人として威厳を保ち静かに褒めましょう。
犬の肩付近をポンポン叩いて褒めることも効果的です。
これらの際注意していただきたいことは、愛犬を見つめたり、目でプレッシャーを与えないようにしましょう。
犬はじっと見られると威嚇されていると感じます。
これでは逆効果です。
早く懐いてほしいという気持ちで焦りたくなると思いますが、信頼関係を築くのには時間がかかります。
焦らずゆっくりと信頼関係、主従関係を築いていきましょう。
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飼い主には懐かず子供達には懐いているというケースもあるでしょう。
この原因は子供たちは自分と同等だと思って、怒られない怖くない存在だと思っているからです。
しつけや世話をしてくれる人はありがたい存在と思いながらも、悪いことをすれば怒られるという犬の心理も理解できます。
当然怒らない、一緒に遊んでくれる存在の子供達に懐くのは当たり前のことと言えますね。
結果、飼い主からしたら飼い犬がなかなか懐かないと感じることでしょう。
しかし少し寂しいかもしれませんが、懐かないの裏には尊敬という気持ちがあるからなのです。
飼い主をリーダーと思っていることの証拠です。