犬をケージで留守番させるメリット

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犬をケージで留守番させることには、様々なメリットがあります。

お留守番中は、犬の様子を常に確認することはできません。犬が危険なことをしていてもいけないことをしていても、叱ることもできません。
そういった失敗はしつけ上も良くないですし、何より怪我をしてしまったら大変です。

また、普段家族がいる部屋の中で一人残されるのは、群れで生活する犬にとってはとてもさみしいことです。分離不安で鳴きつづけたり、部屋を荒らしてしまうこともあります。

ケージで留守番させると危険回避だけでなく、留守番という犬ひとりの時間を落ち着いて過ごすことができるようになります。
もちろん、いきなりケージに閉じ込めて長時間留守番という訳にはいかないので、きちんとしたしつけが必要です。

留守番させるケージを準備しよう

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犬を留守番させるために使うケージは、普段から使っているケージで構いません。
ケージの大きさやケージの中にセットするものは、留守番させておく時間によって異なります。また、短時間の留守番ならケージではなく、クレートをケージの代わりに利用しても構いません。

ケージの中にセットしておくものは、普段使っているベッドやクレートなどの寝床とお水の器や給水器、トイレ、おもちゃです。

普段、寝床のサークルとトイレのサークルを別にしている方も長時間の留守番の時は一つのケージで囲んだり、寝床のケージとトイレのサークルを連結させて自由にトイレに行けるようにしておきましょう。

ケージで留守番させるしつけ方

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日常的にケージにいる時間を作る

ケージで長時間留守番させるには、犬がケージの中を快適と感じてくれなければストレスを溜めこむだけになります。ただでさえ長時間の留守番は犬にとってはさみしいものです。

常に飼い主にべったりしている犬は、その不満や不安を特に感じることになるでしょう。
そうならないために、日頃から犬への接し方を変えていくことも、飼い主の課題になります。


一日の中で決まった時間、家族がそろっていてもあえて犬をケージに入れて過ごさせるようにしつけをしましょう。また、犬をケージに入れているときは、みだりに触ったり話しかけないように注意しましょう。

せっかく犬が一人の時間を過ごせていても、飼い主が我慢できずに構ってしまうのは、ケージに入れている意味がなくなるだけでなく、犬にとっては逆にストレスになります。

しつけには一貫性を持ちましょう。

中途半端なことをするとしつけは失敗します。家族全員でメリハリを付けたしつけを心がけましょう。

留守番時間の伸ばし方

普段ケージで過ごすことをしつけられていない犬は、いきなりケージに閉じ込められると出してもらおうと吠えたり暴れたりするかもしれません。

犬が出してほしいという欲求にそのまま答えてしまうと、「吠えたら出してくれる」と学習します。そのため、次にケージに入れたときに、もっと吠えたりするようになります。
吠えているうちは出さないようにしつけをし、長時間の留守番はケージに長時間入っていられることができてから行いましょう。

ただし、原則としてしつけは失敗を事前に回避し、成功を重ねることで学習スピードが飛躍的にアップします。
上記のように、ケージに入れた途端吠えるような犬は、普段から罰としてケージに入れられていると推測されます。

しつけでのケージの使い方を見直し、少しでもおとなしくケージに入っていられたらすぐ出してあげるようにしましょう。また、長時間の留守番をさせる準備として普段より長めの散歩や遊びをして疲れさせておくと、長時間の留守番中は寝て過ごすようになります。

壊れたり、飲み込めないような大きさのおもちゃを、留守番用に与えておいても良いでしょう。

練習中は、飼い主は別の部屋か家の前などで待機します。
時間は分単位で伸ばしていき、吠えたり暴れたりする前にケージから出してあげ、少しずつ繰り返し練習しましょう。

長時間の留守番は犬の様子を見ながら

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犬を長時間の留守番ばかりの飼い方をしてはいけません。

犬は生き物です!都合の良いときだけ遊べるおもちゃではありません。

また犬は群れで生活する生き物です。
中には、どれだけ留守番のしつけをしてもなかなかうまくいかない犬もいるでしょう。

しかし、それは当たり前です。
愛犬がどれだけの時間ならストレス無く留守番ができるのかをきちんと見極め、犬ばかりに都合を合わせるのではなく、時には人間の方が犬の性格や性質に歩み寄ってあげる必要があります。

同じ家族として愛犬の気持ちを一番に汲み取り、妥協できるところは妥協し、工夫をしながら楽しく生活していきましょう。

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情報提供元: mofmo
記事名:「 【ドッグトレーナー監修】犬の留守番はケージを活用!しつけ方法と長時間の留守番の対処法!