犬が誤飲した時の症状と対処法はコレ!間違って食べないようにしよう!
誤飲による窒息症状
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誤飲によるは犬にとってとても苦しい状態です。
全く息ができない状態なのか、咳をしたり絶えずえずいたりしている状態で少しでも気道が確保されているのかをきちんと見極めましょう。
窒息症状では前肢で喉を掻こうとしたり、苦しがる、舌が蒼白になる、意識がなくなるといった症状が出ます。
早急に対処をする必要がありますが、正しく対処するためにをすることが大切です。
こういった誤飲の症状は突然に現れます。飼い主さんは症状が出たらすぐに落ち着いて対処できるように心がけるとともに、誤飲そのものを未然に防ぐ対策を意識して行いましょう。
具体的には、愛犬の周囲に誤飲してしまいそうな物(犬の喉を通らないような大きさの食べ物、衣服のボタン、硬貨、碁石など)を置かないこと、愛犬がおもちゃで遊んでいるときには目を離さず、噛みちぎってしまいそうなときは早めに取り上げる、犬用ベッドの破損がないか毎日確かめるなどです。
留守にするときは噛み壊しの癖がある犬にはベッドやおもちゃを与えない方がいいでしょう。
誤飲したと思われる物質一例
おもちゃ・タオル・食べ物など喉に詰まる大きさの物です。
遊んでいるうちにおもちゃを破壊して破片を飲み込んでしまったり、急いで食べることで気管に詰まらせることが誤飲の原因です。
自宅でできる誤飲の対処法
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窒息症状が起きている場合、犬はパニックになって暴れます。
落ち着かせるように名前を呼んで、けがの防止と症状を見極めるため数人で押さえることが望ましいです。
異物を取り除く場合はを巻いたり、などを使って誤飲した異物を引っ張り出します。
咬まれないように気を付けながら舌を引っ張り出すと奥まで良く見えます。
喉を傷つけたり、異物を奥に押し込んではいけません。
そして、犬を逆さにして背中を平手で叩きます。
大型犬や中型犬で逆さにできない場合は横に寝かせ、肋骨の一番下に手を添えてのどに向かって素早くすりあげます。
日頃からおもちゃなどに破損がないかチェックし、誤飲される恐れのあるものは与えないように対処しましょう。
誤飲による中毒症状
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誤飲による中毒症状では、呼吸困難・痙攣・流涎・嘔吐・下痢・血尿・意識低下・運動障害・食欲不振・死亡など様々で、誤飲後すぐに症状が出る場合とそうでない場合があります。
普段と様子が違うと感じたらすぐに獣医の診察を受けましょう。
また、誤飲した物がわからない場合は、がないかどうか、それを犬が食べた痕跡がないかどうか詳しく調べる必要があります。
誤飲したと思われる中毒物質一例
食べ物(ねぎ類・ブドウ・チョコレート・キシリトール配合物・腐敗物・カビ)・タバコ・お酒・薬・植物(ポインセチア・観葉植物・種子)・殺虫剤・殺鼠剤・除草剤・漂白剤・洗剤・金属類(アクセサリーなど)・灯油・オイル類
自宅でできる対処法
食べ物や無機物などで小さい固形物であればオキシドールや濃い食塩水を飲ませることで吐き気を催させることができます。
難しい場合は無理をせず動物病院で処置してもらいましょう。
ただし、化学薬品や灯油・大きなものは吐き戻させることで食道を傷つけてしまうので吐かせてはいけません。
水や牛乳で薄めることで逆に吸収をよくしてしまう場合もあるためを入れ指示を仰ぎ、すぐに連れて行きましょう。
危険物のある場所には犬を立ち入らせないように対処しましょう。
動物病院での誤飲治療
誤飲によるどの症状でも自宅での対処が難しい場合は無理をせず動物病院で処置してもらいましょう。
レントゲンを撮って異物を確認することができます。
誤飲した物によって処置をするのか、を使って取り出す処置、最悪の場合は開腹するの可能性もあります。
動物病院への連絡
連れて行きましょう薬品などを誤飲した場合には誤飲した薬品も持っていき獣医師に提出してください。
こうすることで動物病院につき次第すぐに救命処置に入れます。
もちろん移動中も自宅でできる応急処置を試したり、舌を引っ張り出して気道を確保すること、犬の容体にも常に注意して対処を続けましょう。
自宅での対処に成功した場合でも必ず病院でレントゲンを撮り、すべての異物が摘出されているかを確認する必要があります。