猫はいつ熟睡しているの?猫の浅い眠りと深い眠りの見分け方を紹介!
多くの方は、猫に対して次のような2つのイメージを持っているのではないでしょうか?1つは「活発で身軽にどんな場所へもジャンプできてしまう」というものです。実際、愛猫が好奇心旺盛でイタズラするので困っている飼い主さんもいるはずです。
もう1つのイメージは「猫は寝るのが好き」というものです。実際に、暖かい場所で丸くなって寝ている様子を頻繁に目にするのではないでしょうか。
猫はお昼寝好きというイメージを多くの人が持っていますが、同時に「眠りが浅い」と感じている方もいるはずです。猫はちょっとした物音で起きてしまうため「いつ熟睡しているのだろうか?」と不安になるかもしれません。
そこで今回は、猫の浅い眠りと熟睡の見分け方、また睡眠が浅くても大丈夫な理由を紹介します
猫の睡眠と人間の睡眠の違い
pixabay.com
私たちの睡眠に対する一般的な感覚は、自分の睡眠、つまり人間の睡眠が基準になっています。そのため、猫が人間と同じように眠っていないことで不安を感じる場合があるでしょう。
しかし猫と人間の根本的な違いを知るなら、安心して猫の睡眠を見守ってあげられます。
猫は、長い時間眠っている
まず、猫は人間と比べて非常に長い時間を睡眠にあてます。成猫であれば1日14時間、子猫であれば18時間以上寝ることがあります。
人間の倍以上は寝ているわけですが、猫にとってはこれが正常です。他のネコ科の動物も同じくらい長時間睡眠なので、気にしなくても大丈夫です。
猫は、日中に眠る
猫は人間と違って、日中に眠ることが多い動物です。そして夕暮れや早朝には活動的になる傾向があります。猫による早朝の「運動会」が実施される場合もありますが、これは活動的な時間帯が早朝であるためです。
猫は、人間が活発に動く時間帯とは異なるリズムを持っているため、飼い主さんからすると「日中ずっと寝ている」ことで、不安になることがあります。しかしこのリズムの違いも、むしろ猫にとてっては健康的である証拠と言えます。
飼い猫は人間のリズムに合わせる!?
しかしながら、飼い猫の中には、人間と同じように夜から朝にかけてぐっすりと眠る子がいます。これは人間に飼育されることで、徐々に生活リズムが変化してきたからだと言われています。
野生の猫は危険から身を守ったり、食べ物を得るために多くの時間を費やしたりする必要がありましたが、飼い猫はそれらすべてが必要ではありません。そのため睡眠時間が長くなっているのです。