猫たちも連れションするのはなぜ?仲間意識の表れとも限らないらしい!
猫の連れションと聞いても、すぐにはイメージすることが難しい飼い主さんもいるかもしれません。しかし、猫を複数匹で飼っている飼い主さんの中には、愛猫たちが連れションしているところを見たことがある人もいるようです。
猫たちが連れションするのにはどんな理由があるのでしょうか。この記事では、猫同士で連れションする理由を紹介します。
猫同士で連れションするのはどうして?
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連れションと聞くと、仲間意識が強く「何をするのも一緒」というイメージがあるかもしれません。しかし、猫の場合は違う意味があるようです。ここでは、猫同士で連れションする5つの理由を紹介します。
先輩猫のまね
猫を複数匹で飼っている場合、新入り猫が先輩猫の行動をまねすることがあります。先輩猫がどのように行動すると飼い主さんからほめられているのかを学習して、同じ行動をするのです。
この一つにトイレが含まれていることがあります。先輩猫がトイレに行くのを見て、まねしているのかもしれません。
また、子猫気分が抜けていない場合は、先輩猫を母猫と重ね合わせて、まねしたり追いかけたりします。先輩猫にしたら少し迷惑かもしれませんが、ここまで慕われるなら、悪い気はしないでしょう。
ニオイにつられる
一緒に飼っている猫の一方がトイレをすると、おしっこやうんちのニオイがします。このニオイを嗅いだときに、つられてもう一方の猫もトイレに行きたくなるのかもしれません。このような単純な理由で、連れションをしていると考えられます。
お気に入りのトイレが同じ
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複数匹で猫を飼っている飼い主さんの中には、トイレのタイミングが同じでも、対応できるように何カ所かに猫用トイレを置いている方もいることでしょう。
しかし、愛猫たちのお気に入りのトイレが同じことがあります。そのような場合、トイレを待つために渋滞が起きたり、一つのトイレを2匹で共有したりして、結果的に連れションしているように見えるということがあります。
自分のニオイをつけたい
猫は縄張り意識が強く、お気に入りの物にはいち早く自分のニオイを付けようとします。その中には、猫用トイレも含まれます。
猫砂やトイレを新しいものに入れ替えた時などには、自分のニオイを付けようとして、同時にトイレに行ってしまうわけです。このようにニオイをつけることで「ここは自分のトイレだよ」と訴えているのかもしれませんね。
汚れたトイレでしたくない
猫はとてもきれい好きなことで知られており、他の猫が汚したトイレの後で用を足すことを嫌がる子が多いです。
それゆえ、他の猫がトイレをしているのを見ると「待って!ボク(わたし)が先だよ!」という気持ちで追いかけて行き、結果的に連れションになるのでしょう。