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このような場合、犬自身もとても緊張しています。
うなっていたり、歯をむき出しにしているのであれば、ちょっと古い言葉ですが「メンチを切る」という行為です。
飼い主にこのような態度を取る子はいないかもしれませんが、他の犬に接したり、来客があった時に目線を合わせているようでしたら、飼い主のみなさんは注意して、ふさわしい対応するようにしてください。
犬同士が目を合わせるときは、大抵良いことにはなりません。
緊張⇒歯をむき出し⇒うなる⇒喧嘩という展開が予想されますが、なるべく早い段階でこのにらみ合いはやめさせましょう。
この場合、飼い主さんは犬の背後に居ることが多いと思いますので愛犬の耳に注目してください。
耳の形にかかわりなく両耳の間(頭ですね)がいつもより狭くなっていれば、犬が緊張していることがわかります。
落ち着いて優しい声で愛犬を呼び振り向かせ、飼い主さんと目を合わせるように誘導しましょう。
おやつやおもちゃで愛犬の気を引くのも方法ですが、あまり魅力的なものを出すとそれが争いを誘発しかねませんので、おやつの袋をカサカサさせたり、鳴き笛のついたおもちゃの音だけを出すなど、見えない刺激を使った方が安全です。
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犬は主従関係を好み、リーダーの動きをよく観察しています。
このような服従心のある犬は落ち着いて、飼い主の様子をうかがっています。
そして、首を上や下に動かしてみたり、しっぽを振ったり、口を開けて興奮したりしてこちらをじーっと見つめている場合は、何か要求があるのかもしれません。
「お腹すいたよ」「遊んでほしいな」など要求に気が付いてほしい、要求を叶えてほしい。
なんて理由があって熱望しながら見つめているのかもしれまん。
目を合わせるようであれば、何を望んでいるのか、犬の気持ちを察してくださいね。
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人間を信頼している犬はじっと人間を見つめ、目を合わせることがあります。
愛情表現として見つめることもあります。
このような時には、目の奥に穏やかさを感じることができるでしょう。
「ああ、ずっと甘えていたい」「大好き!」などの理由からウルウルした瞳で見つめられたら、飼い主はやられちゃいますね。
アイコンタクトで愛情を伝えることができる犬は本当に愛おしい動物です。
ところが、ちょっと注意!
お願いジロジロと勘違いしてしまうと、わがままな子になってしまうことがあります。
ウルウルした目で見つめられるとついついおやつを多めにあげたり、過剰にかまってしまうこともあるかもしれませんから気を付けましょう。
そんな犬の気持ちが伝わってくるとうれしいですね。
犬はアイコンタクトで気持ちを伝えます。
大きく3つを取り上げましたが、目を合わせる理由はかなり違います。
どうしてそんなにジロジロ見るのか理由を見極め、ふさわしく対処してあげましょう。
大好きジロジロが増えて、絆がより一層深まりますように。
犬に感情があるのか無いのかは、様々な意見がありますが、喜ぶことがハッキリわかる以上、犬も泣くことや、行動の中で悲しむこともあり得るのではないでしょうか?いろんな例を示しながら、犬の感情について考えてみます。
https://mofmo.jp/article/889