日本の猫の日

pexels.com

猫は、犬と並んで日本の中で最もペットとして飼育されている動物の1つです。周囲には必ずといっていいほど猫を飼育している人がいますし、もしかしたら皆さんも猫を飼育したことがあった、もしくは現在飼育しているのではないでしょうか?

上昇し続ける猫の人気は、現在では「猫の日」ができるほどになっています。この猫の日には、日本中でさまざまな猫に関するイベントが開催されます。その日は、猫好きたちのテンションが大いに上がる日となっています。猫が好きなら要チェックです。

では、実際に猫の日がいつなのかご紹介します。

日付

日本では猫の日は2月22日とされています。これは猫の鳴き声「にゃん、にゃん、にゃん」つまり「2ゃん、2ゃん、2ゃん」が由来となっているのです。

由来

猫の日は、1987年に猫好きの人々が「猫の日実行委員会」をつくり、一般社団法人ペットフード協会と協力して制定したことから始まりました。ちなみに、この「猫の日実行委員会」が存在したのは1987年のことであり、現在では団体のホームページなどは存在していません。

彼らはこの日を「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日を」という趣旨のもと制定したとのことです。

実際の2月22日という日付は、全国の愛猫家からの公募によって決定されました。

一般社団法人ペットフード協会

猫の日に行われるイベント

猫の日には、猫にちなんだ様々なイベントがこれまでにも開催されてきました。

例えば、毎年猫にまつわる写真展が開催されます。多くの場合、多数の応募作品の中から選び抜かれた作品が展示されており、他では見ることのできない傑作を楽しむことができるでしょう。場所によっては写真だけでなく、彫刻や絵画のイベントが開かれることもあり、様々な猫にちなんだ芸術作品が集合します。

さらに、「猫まつり」と題するイベントも各地で開かれます。祭りというだけあってさまざまなイベントごとやショップが集合しますので、猫好きにはたまらないでしょう。とっておきの猫グッズを見つけられるはずです。

また、動物福祉に関する討論会なども行われるでしょう。猫を飼育するうえで大変勉強になるので、毎回多くの飼い主さんや有識者たちで盛り上がります。

このような猫の祭りには猫好きたちが集まるので、日ごろ接点のない飼い主さんたちとも交友が持てるでしょう。周囲にはほぼ「猫好き」しかいないので、猫の話題を振れば盛り上がること間違いなしです。

猫の日はお得な日かも!?

大きなイベントに参加しなくとも、猫の日には行きつけのお店をチェックしておきましょう。

ペットショップや猫グッズ専門店であれば、セールが開かれる可能性が高いでしょう。この日に奮発して、ほしかった道具やグッズを入手するのもありです。

また、猫カフェやトリミング・ペットサロンでも、いつもの値段から割引があったりします。猫の日が近づいたなら、逃さないようにしたいものです。

日本のその他の猫記念日

pexels.com

2月22日は猫の日ですが、実はこの日以外にも猫に関する記念日が存在しています。たくさんありますが、その中でも有名な猫記念日をご紹介しましょう。

招き猫の日

9月29日は「招き猫の日」となっています。

日本招猫倶楽部が1995年に制定した記念日であり、「来る福」つまり「9る29」という語呂合わせから9月29日になりました。

この日は「いつも手を挙げて、私たち人間に福を招いてくれる招き猫に一年に一度くらいは感謝する日があってもいいのでは」との思いで制定されました。

猫の日と同じように、全国的に招き猫に関するイベントが開催されます。開催期間中は、招き猫作家による創作招き猫の展示が行われたり、オリジナル招き猫を作成できる招き猫絵付け教室が開催されたりします。

日本招猫倶楽部

黒猫感謝の日

8月17日は「黒猫感謝の日」となっています。

もともとは2011年にSNS上で、ある男性が「Black Cat Appreciation Day!!!!!!!!」というイベントページを作成したことから、この日が徐々に黒猫感謝の日として広まりました。

多くの国では黒猫は悪運の象徴とされており、他の毛色の猫たちと比べても飼育されることが少ないようです。実際、黒猫の新しい飼い主を見つけるのは非常に大変です。そのような背景もあって、黒猫の家族探しのために「黒猫感謝の日」が始まったのです。

SNSによって拡散され定着したこの日は、日本でも徐々に定着しつつあります。8月17日になればSNS上で様々な黒猫に関する投稿が溢れますので、気になる方はチェックしてみるとよいでしょう。


情報提供元: mofmo
記事名:「 猫の日っていつ?実は世界には猫の日がたくさんあった!?