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1つには、散歩をすることでストレス発散や運動不足解消になります。
家の中で動き回るのと比べて、外を散歩することでたくさん運動することができるので、ストレスの発散や運動不足の解消になります。家の中で遊んでいるだけだと運動不足になってしまい、太ってしまう猫もいるでしょう。そのような猫の場合は、ダイエットを兼ねて外で散歩をしながら運動をすることができます。もちろん、外に出たがらない猫もいるでしょうし、ハーネスを嫌がる猫もいるはずです。その猫にとっては逆にストレスになりかねませんので、無理に外を散歩させないようにしましょう。
メリット2:災害対策
もう1つのメリットとしては、突然に起こる災害時のために慣らしておくことにもなります。
室内で飼っている猫でも、災害時には、どうしても外に出さなければ行けない状況になってしまうこともあります。前もってキャリーバッグを用意することができていたとしても、バッグを開けた瞬間に外に飛び出してしまったり、どうしてもキャリーバッグから外へ出さなければいけない状況になる可能性もあります。もしも散歩に慣れていれば、外の環境への抵抗がいざという時に少くなりますし、飼い主も焦せることなくハーネスやリードを猫に着けることができて、スムーズに行動していくことができるかもしれません。
猫を散歩させることには、様々なメリットがあるようです。運動不足解消になるということなどはすぐに思いつくことかもしれませんが、散歩に慣らせておくことが災害時に役立つとは意外なメリットかもしれません。近年、災害が増え続けているので、いつどこで遭遇してしまうかは分かりません。ですから私たち人間が十分な備えをしておくことは大切ですが、猫にも備えておいてあげることは飼い主の役目かもしれませんね。
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散歩にはデメリットもあります。具体的にどんなデメリットについても見てみましょう。
デメリット1:病気のリスクがあがる
散歩することのデメリットとして挙げられる一つの点は、病気をもらってきてしまう可能性があるということです。
どんなペットでも外を散歩すれば何かしらの病気を抱えてしまう可能性はありますが、完全な室内飼いのペットでは患うことがない病気にかかってしまう可能性があります。猫ですと、野良猫から感染症をもらってしまうこともあり得ます。感染してしまわないか心配な方は、猫との散歩は控えるようにしたほうがいいかもしれませんね。
デメリット2:ノミやダニの発生
外出することで、病気だけではなく、ノミやダニがついてきてしまう可能性も大きいです。室内とは異なり、外にはさまざまな虫がいます。猫が草むらに入っていくことで、ノミやダニを体にくっつけてしまい、そのまま家に持ち帰ってしまう可能性もあります。
ノミやダニの場合は、感染症とは異なり、猫だけではなく飼い主にも被害が出てしまうことがあるので大変です。定期的にノミやダニの予防をするようにし、もし散歩中にそれらノミやダニを連れてきてしまった場合は、しっかりと駆除をするようにしましょう。
デメリット:3脱走
そして外出には猫の体に影響を与えるものだけではなく、別の角度からの危険も潜んでいます。それは、脱走してしまう危険性です。
散歩中に猫が脱走してしまうことも当然あり得ます。とくに初めて散歩をする場合は、外に慣れていないため脱走の危険は大きくなります。散歩に慣れている猫の場合でも、何かの拍子にリードやハーネスが外れてしまって、突然逃げ出してしまうことも考えられなくはありません。「うちの猫は大丈夫」という過信が最も危険ですので、もしかしたら、という場合のことも考えておくことは大切ですよね。