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御年14歳というおばあちゃんワンコのハイディの足取りはとても弱々しく、更には目も耳も不自由なことからとても一人で脱走するとは考えられないのですが...
それではなぜハイディはいなくなってしまったのでしょうか。
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マイクさんはいつもの散歩道でハイディをノーリードで歩かせていました。無論、注意深く監視はしていたものの、ハイディが一人で遠くへ行くとは想像すらしていませんでした。しかしその日、ほんの数分目を離している隙にハイディがいなくなってしまったのです。出典:https://www.littlethings.com/heidi-deaf-blind-dog-safe-vcom/
こちらがマイクさんが実際に毎日愛犬達と散歩をしていたという場所です。
一見すると丘の上にある安全そうな遊歩道ですが、左の方に目を向けてみると斜面になっているのがわかります。
そして斜面を下りきったところには車の往来の激しい高速道路が!
もしやハイディ、ここから転落してしまったのでは...
最悪のシナリオが頭をよぎります。
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マイクさんは何日もハイディを探しましたが見つかりませんでした。しかし2週間後、高速道路事務所から連絡があり作業員が犬を保護したというのです。その時の事ををマイクさんはこう話しています。出典:https://www.littlethings.com/heidi-deaf-blind-dog-safe-vcom/
「心臓が止まりそうになったよ。てっきりもうダメかと思ってたんだ!」
さすがに14歳のシニア犬が行方不明になると、最初に頭に浮かぶのは「死」という言葉かもしれません。
しかもハイディはただシニアというだけでなく目も耳も不自由で、自力で食べ物を探す事など到底できそうにもありません。
そのことから彼女が生きていたことすら奇跡に近いと言えるでしょう。
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ハイディは失踪場所から1.6kmほどの場所で作業していた作業員3人によって発見され保護されていました。失踪中には嵐の日もあり、彼女はそれを14日間飲まず食わずで乗り越えていました。こうしてマイクさんとハイディは奇跡の再会を果たしたのです。出典:https://www.littlethings.com/heidi-deaf-blind-dog-safe-vcom/
この事件から教訓を得たマイクさんは、それ以来ハイディをノーリードで散歩させることをやめたのだそうです。
マイクさんがハイディをノーリードで歩かせていたのは、目と耳が不自由なハイディにまだまだ健在の鼻で自然のにおいを感じさせてあげたかったことが理由だったようです。
マイクさんの気持ちを思うとなんだか切なくなりますが、愛犬の安全のためには仕方ありませんね。
もう二度と迷子になりませんように。
そして残された時間を大好きなマイクさんや相棒のワンコと有意義に過ごせますように。
Elderly Blind And Deaf Jack Russell Terrier Missing For Two Weeks Is Found Safe