驚愕の現場に遭遇した強面バイカー

人間同志のケンカと思いきや...

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ハイウェイを走行中だったブランドンさんは、何かを殴っている男の姿を目撃しました。一見人間同志のケンカだと思われましたが、殴られていたのはなんと犬。しかも男は犬を放り投げて立ち去ってしまったのです。
出典:https://barkpost.com/good/badass-biker-rescues-dog-from-abusive-owner/

こちらがブランドンさんの目の前で宙に放り出された犬です。
こんなに愛らしい犬が殴られていたとは、想像するだけでおぞましいことです。
この犬を捨てた男は現場を立ち去る際に、車のドアを激しく締め、ブランドンさんの目を真っ直ぐにらみつけ、悪態をつきながら車を走らせたのだそう。
命を命とも思わないこの男の行動は、人として決して許されるものではありません。

俺を信じで欲しいんだ!

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犬は車の行き交う場所からわずか60cmほどの場所にいたため、ブランドンさんは急いで犬のもとへ向かいました。
「バイクを飛び降りて話しかけてみたよ。酷く震えて呼吸も荒かった。俺のことを信用してくれないかと思って一か八か手を伸ばしたんだ」とブランドンさん。
犬はブランドンさんの気持ちに答えるように静かに抱っこをさせてくれたのです。
出典:https://barkpost.com/good/badass-biker-rescues-dog-from-abusive-owner/

ハイウェイは車の往来がとても激しい場所。
ほんの少し気を抜いた瞬間に道路に飛び出し車に跳ねられてしまったら...
ブランドンさんの頭の中はそんな不安でいっぱいだったことでしょう。

体に痛みを感じている犬は、時に人を拒絶し噛みつくこともあります。
しかしこの犬はブランドンさんが自分を助けようとしてくれていることを悟ったのかもしれませんね。

さて、とりあえず無事身柄を保護することができましたが、なにしろブランドンさんはお父さんに会うための旅の途中。
そこで彼の取った行動とは...

旅のお供はワンコ!

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ブランドンさんはジャケットに犬を包み込み旅を再開しました。そして無事中間地点でお父さんと落ち合いました。事の一部始終を聞いたお父さんは男を探し出すよう提案しましたが、ブランドンさんは2度と犬を酷い飼い主に戻したくありませんでした。結果ブランドンさん一行はそのままお父さんの家に向かうことになり、やがて先住犬のハーレーに因んでMr.ダビッドソンと名付けれらたのです。
出典:https://www.facebook.com/brandon.turnbow.5/posts/10153462980801589

ブランドンさんと一緒の犬生初めてのハーレーダビッドソンでの旅。
風をきる姿がなんだか誇らしいですね。

ブランドンさんは落ち合った場所からおよそ70kmほどのところにあるお父さんの家までMr.ダビッドソンが耐えられるか心配だったそうですが、まるでベテランバイカーのように見事旅を終えたようです。

道中はブランドンさんのジャケットの中で心地のいい場所を陣取ってはいろんなにおいを楽しんでいたというMr.ダビッドソン。

すれ違うドライバー達の目を引き大人気だったようですよ。

神様ありがとう!

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ブランドンさんはこの経験を元に曲を書きました。そしてバイカー達による動物愛護啓発グループBikers Against Animal Abuse Globalも立ち上げました。
「この出会いは神のお導きだと信じてるよ。特にMr.ダビッドソンにとってはね」とブランドンさん。
出典:https://barkpost.com/good/badass-biker-rescues-dog-from-abusive-owner/

10歳を超えるシニア犬のMr.ダビッドソンはブランドンさんのことが好きすぎて、彼がお仕事に出かける時は悲しそうに遠吠えをするほどなのだそう。

ブランドンさんと出会う前の10年間、Mr.ダビッドソンがどれくらいの期間虐待に遭っていたのかは誰にもわかりません。
しかし、あの日、あの時、ブランドンさんがあの場所に居合わせたのは間違い無く運命でしょう。

最低の飼い主に捨てられた直後に最高の飼い主に出会えたMr.ダビッドソン。
神様はちゃんと見ててくれたんですね。

ブランドンさん作「Mr. Davidson」はこちらの動画で



情報提供元: mofmo
記事名:「 ハイウェイのど真ん中の悲劇。強面バイカーの優しい心が一匹の犬に幸せをもたらした。