この生き物は一体なに?

卒業を控えた大学生のモリ―・リッチェンウォルナーさんは、卒業論文の取り組みに追われる日々を送っていました。
モリーさんは交通事故に遭ってしまった事が原因で、不安症を患い勉強が手に付かない時があったのだそうです。
「自分の不安症と戦う為に動物を引き取って一緒に暮らしたいと思っていた所でした。ふわふわの毛並みの動物は昔からの仲間。一緒に居ればきっと癒されると思いました。」とモリーさんは言います。
出典:http://www.lovemeow.com/woman-saves-seal-cat-that-no-one-wanted-and-the-kitty-decides-to-supur-2443009890.html

目の前に山積みされた課題が期日までに終えられるのか、そして漠然とした将来への不安。
忙しい学生生活の中で、知らず知らずの内にモリーさんも自分を追い込んでしまう事があったのかもしれませんね。

幼少の頃から農場で育った彼女の家には、いつも猫が暮らしの中に居て、猫はいつでも彼女の人生の一部だったと感じていたそうです。生まれ育った家を離れ、思いを故郷に馳せた時に彼女はふと猫の居る暮らしを思い出し、とても懐かしく思ったに違いありません。

そして、自分の不安に対処する方法として猫を飼って、心の平静を保つようにしたらどうかと思いついたそうです。

「このコに違いない!と思ったんです。」
モリーさんの中で何かがひらめきました。
その猫の名前はオティティスといい、両耳の無い猫でした。
出典:http://www.lovemeow.com/woman-saves-seal-cat-that-no-one-wanted-and-the-kitty-decides-to-supur-2443009890.html

モリ―さんは貰い手がたくさんあるだろう子猫ではなく、大人の猫で特別な支援が必要な猫を引き取ってみてはどうかと考えていたそうです。
そういった障がいを持つ猫さんをきっと誰も欲しがる人が居ないのではないかと感じたからです。
モリ―さんがインターネットで検索をすると、そこにはモリーさんが思っていた通りの猫が現れたのだそうです。
それは誰かの助けが必要な9歳半のオス猫でした。
その猫は両耳が無く、そのフォルムはまるでアザラシの様な容貌だったのだそう・・・なぜ耳がない猫猫さんなのでしょうか?

出会ったのは耳の病気を患った猫

オティティスは両耳に大きな腫瘍ができ、前の飼い主さんは治療を施してあげられる金銭的な余裕がなかったために飼い続ける事ができなくなりました。

その後、保護施設「バルチモアの猫救助協会」がまずオティティスを引き取ることになったのです。

協会はオティティスの耳の手術の手配やお金の工面に奔走し、その結果 協会はオティティスの耳を温存することは断念しましたが彼の命を救う事は出来たことは、周りにいた誰もが胸をなでおろしたのだそう。

モリーさんはオティティスの事を知ると居ても立ってもいられず、すぐさまこの協会にオティティスについて問い合わせをしたそうです。
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オティティスの里親申し込みはモリーさんの他に居なかったのだそうです。
モリーさんの予想は当たっていましたね。耳が無く、聴力も無く、若くない猫にはなかなか貰い手がつかないものなのですね。

新しい飼い主さんに引き取られると

そして、モリーさんの願いが叶い、オティティスがモリーさんに引き取られることになりました。
出典:http://www.lovemeow.com/woman-saves-seal-cat-that-no-one-wanted-and-the-kitty-decides-to-supur-2443009890.html

オティティスを自宅に連れ帰った翌日から、オティティスはモリーさんにたくさん甘え始めたたんだそう!

起きている間中、モリーさんにずっと寄り添い、ぎゅうっと抱きしめてみたり、自分の顔をモリーさんの顔にこすりつけたり、ありったけの愛情表現をモリーさんに向けて、まるでありがとう!と感謝を表していたようなのです!

嵐のような轟音のゴロゴロが聞こえてくるようですね。
オティティスは嬉しくて仕方がないのが伝わってきますね。
モリーさんも嬉しそう!

その日以来、オティティスは人間のお母さんの後をについて家中をまわり、どこにいても何をしていてもお母さんの行動を見つめていたそう。
それはまるで部下を見守る監督者みたいなんですって!

新しいお家にはオティティスの仕事がいっぱい!

「お母さん、まだかな~~~??早く寝ようよ~」

お母さんの寝る支度が整うまでバスルームで待ち伏せをするオティティス君。なんともお茶目ですね。

「お風呂のヒビ・割れ無し!水質もおっけ~!」

お母さんがお風呂に入る前に、お風呂場に異常がないか検査をするオティティス君。

まるで現場監督のようですね。

「それは猫にも飲めますか」

オティティス君はお母さんが何をしているのか全部知りたいので、たとえハーブティを淹れるだけでも一緒にキッチンに来て見にくるのだだそうです!

お母さんの勉強をお手伝い中。ちゃんと勉強が進んでいるか見張っているんですって!

オティティス王の小さなお城(笑)なんですって!

オティティス君がそこに居るだけで、気持ちがほっこりと癒されますね。
話しかけて抱きしめたくなっちゃいますね。

「彼は私の感情面の乱れをいつもサポートして整えてくれるんです。ストレスを受けてパニック症状が出そうな日もそばにいてくれて助けてくれるんです。」

「症状が出そうな時はオティティスだけが私の心の平安を取り戻せるんです。今までこんなに頼れるものはありませんでした。彼が日々の私を救ってくれています。私は何もしてあげられてないのに。」

モリーさんは感謝と愛情を込めてオティティスを見つめながら、こう話してくれました。
出典:http://www.lovemeow.com/woman-saves-seal-cat-that-no-one-wanted-and-the-kitty-decides-to-supur-2443009890.html

オティティスは今年10歳になるのだそう。こんなに幸せな日々が訪れるなんて、誰が想像していたでしょう!毎日、お母さんを見つめて助ける、それが彼の幸せでもあるのでしょうね。

いかがでしたか?
聴力を失い、オティティスも自分がどうなってしまったのか不安だったでしょうね。新しい飼い主さんが自分の新しいお母さんと理解した時の甘えようは本当に嬉しかった心の現れなんでしょうね。手厚い保護団体に救われた事、そして保護団体を通して一生の家と家族を見つけてもらえて本当に良かったですね。

 
情報提供元: mofmo
記事名:「 見た目がまるでアザラシ?引き取り手が全く現れなかった猫が新しい家族に恩返し