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ホープ・オブ・パウズの創設者でもありレスキューメンバーのエルダド・ハガルさんは、レインボーとその子犬たちの救出の為に、3時間半かけて現地へ駆けつけたそうです。出典:https://www.thedodo.com/pit-bull-puppies-rescued-2380007686.html
この小さな家族の緊急事態を、地元の人たちが動物保護団体ホープ・オブ・パウズに連絡したそうです。
救出スタッフが到着した時には、すでに辺りは暗くなっていたでしょう。
深い茂みの中に隠れてしまっいただろう、レインボー一家を見つけ出すのは大変困難なことだったに違いありません。
レインボー一家は見つかるのでしょうか。
幸い、救助スタッフはレインボー一家を見つけ出す事が出来ました。一家は嵐を避けるように茂みの深いところで身を寄せ合っていました。レインボーは生まれたばかりの子犬たちを暖めようと必死だったのです。出典:https://www.thedodo.com/pit-bull-puppies-rescued-2380007686.html
この数か月というもの、近所の人たちは妊娠しているレインボーを保護しようと試みましたが、肝心のレインボーは捕まえようとする人間を怖がり、度々逃げてしまっていたのだそうです。ハガルさんは子犬を保護する前に、レインボーが自分に慣れてもらえる様にその場で餌を与え、彼女の信用を得るために時間をかけました。
この大きな嵐の訪れに、レインボウは子犬たちを守ろうと必死だったに違いありません。
そして、かつて経験したことのない嵐の恐ろしさ。
まだ母親を必要とする子犬たちを前に、焦りや不安でいっぱいだったでしょう。
レインボーは自分だけではどうにもならず、誰かの助けが必要だと思いはじめている様子だったと、ハガルさんは後に感じたそうです。
ハガルさんがレインボーのそばにいた一匹目の子犬を持ち上げて保護しようとすると、レインボーはその子犬に優しくキスをするように舐め始めたそうです。出典:https://www.thedodo.com/pit-bull-puppies-rescued-2380007686.html
「怖がらなくても大丈夫、この人は良い人なのよ」と子犬に教えていたのかもしれませんね。
レインボーを優しく撫で、落ち着かせます。
悪いことは絶対しない、言葉でなくともきっと伝わっていたはずです。
レインボーはこの緊急事態を冷静に受け止めて、誰かの助けを受け入れる覚悟を決めたのです。
子犬に鼻を近づけています。
少し不安そうな表情をしているのが分かりますね。
一匹ずつ、ハガルさんが優しく子犬を抱き上げて行くと、レインボーはその一匹ずつにキスをして、安心するように言い聞かせていたようだったそうです。出典:https://www.thedodo.com/pit-bull-puppies-rescued-2380007686.html
嵐が近づいてくる恐怖の中、かつての友人であり敵にもなってしまった人間が、この時救世主に見えたのではないでしょうか。
レインボーとハガルさんの間には、信頼感がすでに生まれていたのですね。
のんびりとはしていられないですが、なんと感動的な時間なのでしょう。
ついに最後の一匹を抱き上げたとき、レインボーは立ち上がりました。まるで、それは子犬たちの安全をすべて確かめたといったような行動でした。そして、今度はレインボー自身が保護してもらう番なのでした。出典:https://www.thedodo.com/pit-bull-puppies-rescued-2380007686.html
ハガルさんは優しく茂みからレインボーを抱き上げ、子犬たちとレインボーをケージの中に入れることができました。
レインボー一家の救出作戦は大成功です!
最後まで子犬の安全が最優先だったレインボーは、役目が終わったと分かったのでしょうね。
とてもかっこよくて強い、素晴らしい母親です。
救出後、生活がガラリと一変!