”毛”と引き換えに幸せを掴んだ猫

頭は猫で,体はじゅうたん

全く手入れがされていなく不潔で,じゅうたんの様に絡み合った毛を引きずった9歳のペルシャ猫のシンバッドが,ある老人男性の地下室から発見されました。

飼い主であるこの男性は,長期間シンバットの世話が出来ていない状態でした。

その結果,この猫はおよそ2キロもの重さがある毛に自由を奪われることとなったのです。
出典:https://www.thedodo.com/cat-matted-hair-rescued-2189058731.html

初めは何かと思いましたが,この可哀想なシンバッドの頭と反対側にある物体,これは彼自身の”毛”だったのですね。

全く別の物体にしか見えませんよね。

確かにどのあたりに脚があるのか自身の毛にがんじがらめにされているようでわかりませんよね。

自分の体の一部に自分の自由を奪われるくやしさ・・・心が痛みます。
”The Anti-Cruelty Society”というシカゴにある動物保護団体が市からの要請を受け,このシンバットの飼い主の家へと向かいました。

この飼い主はシンバットを動物保護団体に引き渡し,重くなった毛を刈ってもらうことに同意したそうです。

動物保護団体のスタッフは,シンバットをぐるぐる巻きにしていた汚い絨毯のような毛から解放してあげたのです。
出典:https://www.thedodo.com/cat-matted-hair-rescued-2189058731.html

飼い主であるこの男性にどのような理由があって,シンバットの世話をしなかったのかもしくは出来なかったのかはわかりませんが,こんな可哀想な姿で一生を終えることにならなかったのがせめてもの幸いです。

動物保護団体にシンバットを引き渡すことにしたこの男性に少しでも

「シンバットを助けたい。」

という気持ちが残っていたらいいですね。

とにかく手遅れになる前に大切な命が救われてよかったです。

毛の下に隠れていたものは・・・

ゆっくりと毛を刈っていくうちに,シンバットの本当の姿が現れてきたのです。

まるで生まれ変わったかのようなこの姿。

この変わりようは全く別の猫のようですね。

刈り取られた”毛”の方が大きく見えます。

これまでこの分厚い”毛”に自由を奪われていたんですね。

自由を手に入れた猫

シンバットの毛を刈る作業は,2段階に分けて行われたそうです。

まず初めの作業は数時間に及び,次の作業には2時間かかったそうです。
出典:https://www.thedodo.com/cat-matted-hair-rescued-2189058731.html

確かにこれだけの見るからに重そうな毛,一言”毛を刈る”といっても大仕事となりそうですよね。


type="adsense"
data-ad-client="ca-pub-1493050849235845"
data-ad-slot="1254475616">

シンドバットが手に入れたもう1つの大切なもの

 
情報提供元: mofmo
記事名:「 絨毯のような毛で自由を奪われていた猫。毛を刈ると驚きの姿が見えた…