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初めは何かと思いましたが,この可哀想なシンバッドの頭と反対側にある物体,これは彼自身の”毛”だったのですね。
全く別の物体にしか見えませんよね。
確かにどのあたりに脚があるのか自身の毛にがんじがらめにされているようでわかりませんよね。
自分の体の一部に自分の自由を奪われるくやしさ・・・心が痛みます。”The Anti-Cruelty Society”というシカゴにある動物保護団体が市からの要請を受け,このシンバットの飼い主の家へと向かいました。出典:https://www.thedodo.com/cat-matted-hair-rescued-2189058731.html
この飼い主はシンバットを動物保護団体に引き渡し,重くなった毛を刈ってもらうことに同意したそうです。
動物保護団体のスタッフは,シンバットをぐるぐる巻きにしていた汚い絨毯のような毛から解放してあげたのです。
飼い主であるこの男性にどのような理由があって,シンバットの世話をしなかったのかもしくは出来なかったのかはわかりませんが,こんな可哀想な姿で一生を終えることにならなかったのがせめてもの幸いです。
動物保護団体にシンバットを引き渡すことにしたこの男性に少しでも
「シンバットを助けたい。」という気持ちが残っていたらいいですね。
とにかく手遅れになる前に大切な命が救われてよかったです。
ゆっくりと毛を刈っていくうちに,シンバットの本当の姿が現れてきたのです。
まるで生まれ変わったかのようなこの姿。この変わりようは全く別の猫のようですね。
刈り取られた”毛”の方が大きく見えます。
これまでこの分厚い”毛”に自由を奪われていたんですね。
シンバットの毛を刈る作業は,2段階に分けて行われたそうです。出典:https://www.thedodo.com/cat-matted-hair-rescued-2189058731.html
まず初めの作業は数時間に及び,次の作業には2時間かかったそうです。
確かにこれだけの見るからに重そうな毛,一言”毛を刈る”といっても大仕事となりそうですよね。
シンドバットが手に入れたもう1つの大切なもの