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「多摩境」が住みやすい街ランキングで、初登場で3位に入ったという。8日(2021年12月)の「スッキリ」で大竹まことリポーターが報告した。「1都3県の住みやすい街を住宅専門ローン会社が融資データなどをもとに調査したもので、1位の辻堂(神奈川)、2位の川口(埼玉)に次いで多摩境が選ばれたんです。みなさんご存じでしょうか、多摩境を」
京王相模原線の駅で、新宿から40分。南大沢駅と終点・橋下駅の間にある東京・町田市の小さな端っこの街だ。大竹が行ってみると、「駅前にマンションや一軒家はありますが、ひっそりしていて、人通りも少なく寂しい感じです」。住民もランキング入りしたことに、「ええっ?」(40代女性)、「そんなあ......」(大学生・女性)と驚いている。
ところが、「そうかあ、大きなコストコあるしなあ」(大学生)という。カインズなども出店していて、生活するには便利な街なのだ。昔から住んでいる86歳の男性は、「山を切り開いて造った街で、いまはスーパーも病院も学校もあって住みやすい」と話す。さらに、東京ドームの10個分という「小山内裏公園」など緑豊かだ。
多摩境が高評価を得たのは、なによりも「家賃の安さ」だった。「7万円くらいで3部屋あります」「橋本はJRが通っているし、南大沢は特急が止まるから、高めなんです。たしかに、こっちは安いですね」「中古ですけど3LDKで3000万円以下」という。住宅評論家の櫻井幸雄さんは「マンションの価格が安い。住宅ローン利用者が多いですね」と解説している。コストパフォーマンスの良さでは、ランキングされた街の中でもトップだった。
司会の加藤浩次「リモートで仕事する人が増えて、たまに都心に出てくればいいんですものね。安くて広いというのはいいよね」
犬山紙子(コラムニスト)「子育てには良さそう」
新宿から電車で乗り換えなし。人気になって家賃が上がらなければいいが。
(カズキ)