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「ことしは例年に比べて流行している感染症が増加しています。
インフルエンザは例年よりも1か月早く流行し、加えてことしは「インフルエンザ」「新型コロナウイルス」「マイコプラズマ肺炎」の3つの感染症が同時流行する“トリプルデミック”の注意喚起が高まり、すでに複数の感染症に同時感染している人が現れています。
とくにことしは潜伏期間が長いとされるマイコプラズマ肺炎が流行し、11月17日までに全国の医療機関から報告された患者数は、1医療機関当たり2.84人と、過去最多を更新しました。
そのため、1月の全国共通テストや、2月の受験シーズンに焦点を当てると、すでに対策は本番を迎えています。
―――そう語るのは、総合内科専門医 大竹真一郎医師。
マイコプラズマ肺炎は潜伏期間が長いから、受験生は中長期的な対策が必要となり、受験本番日から逆算すると、30日前からの感染症対策が重要だ。
これを記しているライターも、6日前にインフルエンザを患い、いまも微熱や咳、関節痛でいつもの調子が戻らないでいる。そこへきてこの情報だ。詳しくチェックしていこう↓↓↓
「この傾向を踏まえると、受験期は、寒暖差も激しく、例年より早くインフルエンザが流行したことから、受験期の感染症が加速する可能性が高いと予想しています。
例年、インフルエンザ感染症のピークは1〜2月といわれていますが、ことしは、年内に感染のピークを迎えるのではないかと前倒しが予想されます。
また、すでにダブル感染者が増え始めていますが、受験期中の家庭内ダブル感染やトリプル感染なども十分にあり得る状況で、感染症の長期化が見込まれています」(大竹医師)
これを防ぐための基本的な対策として、手洗い、マスクの着用により手指や呼吸器を介してウイルスや細菌を体内に入れないといったことが重要です。
ことしは潜伏期間の長い感染症も流行し、受験生家族は30日前からの中長期的な感染症対策が重要になります。
そのため、手洗いなどの基本的な対策も必要ですが、外から入ってくるウイルスや細菌を防ぐだけでなく、入ってきたものに抵抗する免疫機能を高めておくことも重要です。
そこで、大切になってくるのが、”免疫のケア”です。免疫のケアには十分な睡眠、バランスの取れた食事などが必要です」(大竹医師)
免疫機能の維持にはバランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動など日々の生活習慣の見直しが大切。
ビタミンC、D、亜鉛などの栄養素は免疫力をサポートし、特に冬は日照時間が短くビタミンDが不足しがちなので、サプリメントや食事で補うことが重要。
また、野菜や果物、良質なタンパク質を摂ることで、免疫システムの機能を高めてくれる。
腸内環境を整えることも免疫機能を高めることに効果的。
全身の免疫細胞の7割は腸の粘膜にいるといわれ、腸内環境を整えるために善玉菌を含む発酵食品やそのエサとなる食物繊維を意識して摂るといいといわれている。
そのほかにも、乳酸菌飲料なども活用すると、免疫のケアを習慣的にも取り入れやすい。
―――そこでこの時期、免疫ケアの最新情報もチェックして、受験シーズン本番を強気で迎えたい↓↓↓
たとえば、「げんきな免疫プロジェクト」は、2023年5月に発足した、子どもから大人まで一人一人が「免疫ケア」で健康に過ごせる毎日の実現をめざし、現在、37企業・1団体・15自治体が賛同し、免疫ケアの啓発に向けたアクションを展開中。
「受験生家族の体調不良にご注意」篇 60秒や、「昨日の睡眠時間が5時間未満だったあなた」篇 30秒といった動画も公開されてるから、チェックして100%の身体で受験シーズンを乗り切ろう↓↓↓
https://www.genkimeneki.jp/
ここでもうひとつの重要なデータを。
歯学部生を対象にした、「精神的ストレス唾液中のlgA分泌速度の関係」の研究によると、精神的ストレスが大きくかかる試験期間中は、免疫機能が低下するという結果となり、精神的ストレスの大きさと免疫機能の低下は相関関係にあることが分かっている。
そのため、受験生に精神的ストレスが大きくかかることが予想される受験シーズンは、免疫機能低下の懸念があり、より一層の感染症の予防が必要といわれている。
「今年は10月が例年以上の暑さとなったことで、生活者がインフルエンザの予防接種を受けるペースが遅れている印象がある。さらに、ワクチン接種の繰り返しに生活者が疲れてきており、そのため接種率が低下してきている可能性もある」(大竹医師)
―――そこであらためて、家族内感染を防ぐために、30日前から始める、受験生と家族がすべき10の対策をチェック↓↓↓
そして最後に、「げんきな免疫プロジェクト」が提唱する、「受験生と家族がすべき10の感染症対策」をチェックして行こう↓↓↓
ハンドソープをつけて30秒~1分程度洗い、流水でしっかりすすぎます。
清潔なタオルやペーパータオルで水をよく拭ききって乾かします。
手を洗う場所がない、洗面所まで行けない場合は、アルコール製剤やアルコールを含んだウェットティッシュなどを使用してもよいです。
手に付着したウイルスが目、鼻、口に触れることによって感染をすることがあるので、素手で顔に触れないようにしましよう。
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し感染をしやすくなります。
加湿器などを使って、適切な湿度(50%から60%)を保つことを心がけましょう。
常時換気設備や換気扇を常時運転し、定期的に窓を開けるなどをして換気をしっかり行うようにしましょう。
感染症に負けない免疫力を付けるためには十分な休養と十分な栄養摂取が重要です。
人が集まるところは感染リスクが高まりやすいため、回避することが重要です。
マスクの予防効果は完全ではありませんが鼻や口に直接触れることを防ぐことができます。
やむを得ず人混みの多いところへ外出をする場合には、ある程度、飛沫感染等を防ぐことができる不織布製マスクを着用しましょう。
マスクを使用した場合は帰宅後には、できれば玄関口でマスクの外側を内側に折りたたんで捨てるようにしましょう。
摂取する食材にも、ウイルスが付着するのを避けるために重要です。
共用の物は不特定多数が接触する分、雑菌やウイルスが繁殖しやすいです。あらかじめ利用を控えることで感染を予防できます。
看病は1人に限定する家庭内感染において、最もケースが多いのが、家族の看病からの感染拡大です。
看病をする人を限定的にすることである程度感染拡大のリスクを下げられます。