- 週間ランキング
渋沢栄一の生まれ故郷、埼玉県深谷市にキャンパスを構え、4年間ずっとひとつのキャンパスで学べる場―――埼玉工業大学。
秋の学園祭と同時開催する第21回 SAIKOフェア(地域連携・研究 展示体験会/10月13日開催)では、情報社会学科 音楽・音響メディア研究室、心理学科 臨床心理学研究室、生命環境化学科 植物ゲノム工学研究室、情報システム学科 自動運転AI研究室、機械工学科 機能性流体工学研究室、材料力学研究室、メカトロニクス研究室、ロボットデザイン研究室、基礎教育センター工業教育研究室などが最新トレンドを紹介。
この SAIKOフェアでは、埼玉工業大学で取り組む研究や地域連携活動の最新トレンドを体感できるということで、多くの高校生や父兄、業界関係者たちが訪れ、みんなで学ぶ楽しさを共有した。
今回は、埼玉工業大学 人間社会学部 情報社会学科 音楽・音響メディア研究室、同 心理学科 臨床心理専攻・ビジネス心理専攻、工学部 生命環境化学科 バイオ・環境科学専攻(2024年4月入学者まで)に注目してみた。
中川善裕 教授 率いる人間社会学部 情報社会学科 音楽・音響メディア研究室のブースでは、アナログ・シンセサイザーを展示し、アナログ時代の作曲の楽しさをみんなで体感。
同研究室では、急速に進歩しつつあるコンピュータ、ソフトウェア、シンセサイザー、音響機器等のデバイスを用いた、音響・音楽表現の研究と創作を中心に、現代社会に対応できる知識と創造力を身につけることをめざしている。
作曲分野の最新トレンドや、音響音楽制作のプロをめざす人は、注目だ。
滝澤毅矢 講師による人間社会学部 心理学科 臨床心理専攻では、心理療法のひとつである「心を映し出す箱庭」を体感できるブースを展開。
医療心理学研究室で研究する滝澤先生は、保健・医療分野での臨床心理学が専門。
「とくに老年精神医学、老年期心理学や投映法による心理アセスメントを中心としています。
長らく病院内や地域の保健医療機関との連携を実践してきましたので、臨床心理学だけでなく精神医学的側面にも注力しています。
研究でも実践でもさまざまな人々とのコラボレーションを大切にしていきたいと思っています」(滝澤先生)
秋田祐介 准教授がいる埼玉工業大学 工学部 生命環境化学科 バイオ・環境科学専攻(2024年4月入学者まで)植物ゲノム工学研究室は、植物の重要形質に関わる機構解明、「色」「形」「香り」などに関する分子機構や、有用成分の生合成経路の解明をめざすラボ。
秋田先生は、植物生理学、細胞生物学、食品科学、生物学実験などを担当。
「当研究室では、「色」・「香り」・「形」といった花の価値を高める形質について、ゲノム(DNA)レベルで解明することをめざしています。
また、得られたゲノム情報を利用し、求める新品種を理論的に作り出す方法も検討しています。最近は、「ビタミン」などの機能性成分に関する研究も進めています。
研究成果は、花き(お花)の新品種育成や、食品・香料の開発に貢献します。工学部の中では最も農学に近い研究といえます」(秋田先生)
ちなみに、埼玉工業大学 工学部は、2025年4月から 5つの新専攻が誕生するから、要チェック↓↓↓
https://www.sit.ac.jp/gakubu_in/new-major/
―――埼玉工業大学では、どんな研究や地域連携が走っているかがわかる、SAIKOフェア。
毎年、学園祭と同時に開催しているこの SAIKOフェア は、小さな子どもたちからシニアまで、埼玉工業大学の研究最新トレンドが体感できる場として注目を集め、多くの来場者でにぎわっている↓↓↓
https://www.sit.ac.jp/
来年春からは自動運転技術専攻も動き出すから、要チェック。