渋沢栄一の生まれ故郷、埼玉県深谷市にキャンパスを構え、4年間ずっとひとつのキャンパスで学べる場―――埼玉工業大学。

第21回 SAIKOフェア(地域連携・研究 展示体験会/10月13日開催)では、情報社会学科 音楽・音響メディア研究室、心理学科 臨床心理学研究室、生命環境化学科 植物ゲノム工学研究室、情報システム学科 自動運転AI研究室、機械工学科 機能性流体工学研究室、材料力学研究室、メカトロニクス研究室、ロボットデザイン研究室、基礎教育センター工業教育研究室などが最新トレンドを紹介。

埼玉工業大学で走っている研究や地域連携活動の最新トレンドを体感できるということで、多くの高校生や父兄、業界関係者たちが訪れ盛り上がったぞ!

河川・湖沼の水質改善
薬物輸送のシミュレーション的研究

岡田和也 講師(画像 最も左の人)が案内する機能性流体工学研究室は、流体工学・環境工学・医用工学などのさまざまな工学分野への応用が期待されている、磁性粒子分散系を取り扱うラボ。

具体的には、さまざまなシミュレーション法を駆使し、磁性粒子の凝集現象や配向特性などを解析する基礎研究、環境工学分野における河川・湖沼の水質改善を目的とした研究、バイオ流体工学分野での薬物輸送に関するシミュレーション的研究が走っている。

VR で磁石の世界を体験してみよう!

また「VR で磁石の世界を体験してみよう!」という体験コーナーでは、来場者たちが VR ゴーグルを装着して、磁性粒子などの世界を体感。

大人も子どもたちも、VR ゴーグルに映し出される磁石の世界に、びっくり。

これ、どこかで見かけたことない?

この丸い模型をみて、なにを想像する? どこかで見かけたことない?

そう、あの巨大なガスタンク!

埼玉工業大学 工学部 機械工学科 趙希禄 教授が率いる材料力学研究室では、「大型球形タンクの自由張り出し成形法と制振技術に関する研究」について、小中高生でもわかるようにやさしく説明。

こうした大型球形タンクは、サッカーボールから新工法が生まれているという。

平面で組んで、ふくらませる!

この模型のように、まずは6角形の平面を溶接していって、内部に水を入れ、水圧をかけてふくらませる!

こうして、大型球形タンクができあがるというから、びっくり。

―――埼玉工業大学では、どんな研究や地域連携が走っているかがわかる、SAIKOフェア。

毎年、学園祭と同時に開催しているこの SAIKOフェア は、小さな子どもたちからシニアまで、埼玉工業大学の研究最新トレンドが体感できる場として注目を集め、多くの来場者でにぎわっている↓↓↓
https://www.sit.ac.jp/

来年春からは自動運転技術専攻も動き出すから、要チェック。

情報提供元: GZNews
記事名:「 埼玉工業大学 SAIKOフェア で機能性流体工学や材料力学の最新トレンドを体感! あの巨大タンクはどうやってつくるか知ってる?