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新宿から小田急快速急行で30分。鶴見川源流と緑豊かな里山がありながら、新宿や東京メトロエリア、八王子・横浜、小田原・箱根、藤沢・江ノ島へと直結し、各方面へアクセスしやすい街――― 町田市。
ここ町田市では、「ごみになるものをつくらない・燃やさない・埋め立てない」を原則とし、徹底したごみ減量・資源化をすすめ、持続可能で環境負荷の少ない都市をめざす“現場”を、見学できる。
しかも、見学だけでなく「おっ! これほしい」と思わず手にしたくなるリサイクル品・アップサイクル品が、破格で売ってるショップもある。
さっそく見学予約して、町田駅からバスで25分、市立室内プールバス停で降りて目の前にある町田市バイオエネルギーセンターへ。
まず注目は、生ごみのバイオガス化施設とごみ焼却施設を一体化した首都圏初の施設という点。
ここでは、燃えるごみと燃えないごみで、大きく3つの処理施設が分けられている。
不燃・粗大ごみ処理施設(機械選別・手選別)、燃えるごみの熱回収施設(焼却施設)、そしてバイオガス化施設だ。
不燃・粗大ごみ処理施設(機械選別・手選別)は、できる限りリサイクル・再資源化をめざして処理。
燃えるごみの熱回収施設(焼却施設)・バイオガス化施設は、エネルギーに変換されて発電し、施設の電力などをまかなうほか、売電して収益化している。
町田市に暮らす人たちが出した生ごみは、ゴミ収集車に載せられてここ町田市バイオエネルギーセンターへやってくる。
画像の右側にゴミ収集車が後ろ向きで入ってきて、収集車いっぱいに詰まった生ごみをこのごみピットにザザーッと吐き出す。
そのリアルな生ごみの山や、クレーンで次の処理段階へと運ばれるシーンを見ているだけで、おもしろい……。
見学ルートのなかには、フォトスポットやクイズなど、楽しく学べる・遊べる場もいろいろ。
前出のごみピットで動いていた巨大クレーンの大きさを擬似体感できるフォトスポットや、高さ100mの煙突の太さを実感できるフロアがあったり、バイオガス発電機の仕組みがわかるスゴラボでメタン菌といっしょに記念撮影もできる。
―――町田市から毎日出る燃えるごみ・燃えないごみの処理の流れが気になるでしょ? その詳しい行方は、実際に町田市バイオエネルギーセンターに行って、見学して実感してみて↓↓↓
ちなみに、燃えるごみが焼却されて最後に残った灰はどうなると思う?
実は、この灰もエコセメント化施設へ運ばれて、セメント・コンクリートとして再生されている。
◆町田市バイオエネルギーセンター施設見学
https://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/kankyo/gomi/shiryo/shisetu/shisetsu_kengaku.html
じゃあ、不燃粗大ごみの行方は? これが町田市バイオエネルギーセンターのもうひとつの注目ポイント!
町田市バイオエネルギーセンターにあるもうひとつの注目エリアが、リサイクルショップ まちエコ。
まちエコ は、町田市内全域から収集された粗大ごみを、シニアスタッフのベテラン技で修理・再生し、磨き上げて販売しているショップ。
その数々の再生品のなかには、破格で売られているお宝もいろいろあり、“破格の逸品”を求めてこの まちエコ に通い続けるマニアも多くいるほど。
今回、見に行ったときも、デスクやソファ、ギターなど「もうすぐにほしい!」と思う品がいろいろ出てきて、もう困った。
さらに、いまはジモティーで再生品を売ってるから、どんな品物があるかをまずチェックして、実際に行ってみて↓↓↓
https://jmty.jp/profiles/63ec6517ed55950d298ff851
―――新宿・渋谷・横浜といった都心にも行きやすく、緑豊かな自然に触れ合うこともでき、「都会と自然のバランスがちょうどいい」と、ファミリー層を中心に「住みたい街」として注目が集まっている町田市。
町田市がめざす「持続可能で環境負荷の少ない都市」の最前線を、ここ町田市バイオエネルギーセンターで、体感してみて。