「地震雷火事親父」、この中で筆者が最も恐れているのは、「雷」です。


こんばんは、動画調査隊のアリケイタです。


雷がゴロゴロ鳴るたびに、心がビクビクしてしまいます。しかし、それとは裏腹に「カメラは捉えた!落雷の衝撃的瞬間映像!!」のような動画をついつい見てしまいます。


ということで、今週は最近、海外でちょっとした物議を醸している「落雷」にまつわる動画を紹介したいと思います。

デート中の彼女に突如、落雷が襲う!?


コチラがその動画です。これから海へ向かおうとしているカップルなのですが、25秒後に悲劇が彼らを襲います.....

※音量注意



この衝撃的な動画は、2016年2月1日にオーストラリア・シドニーのタマラマビーチ付近で撮影されたそうです。落雷の瞬間と、動画を撮影しながら慌てふためいている男性の様子が、非常に話題になっています。


しかし、この動画を視聴した人たちの間では、ある疑惑が浮上しています。

動画は偽物では!?


実は、先ほどの動画のコメント欄を読んでみると、「雷の光や落下速度がおかしいのでは?」、「Go Proカメラで撮影されたにしては、音が綺麗すぎるのでは?」、「彼氏の反応がわざとらしい!」といった指摘が見受けられます。


ちなみに、コチラの動画では「Go Proカメラにしては、雷の光が明るすぎる」などの指摘をコマ送りで検証しています。



一方では、「動画は本物である」と指摘するコメントも見受けられます。


筆者は、雷や映像の専門家ではないのですが、動画の専門家(自称)なので、独自に調査をしてみることにしました。

果たして真相は!?


まず、先ほどの動画が、オーストラリア・シドニーで撮影されたという時点で、筆者は2014年に話題になった、ある動画を思い出しました。



コチラの動画は、「ホホジロサメに襲われているように見せかけた偽物の動画である」ということが後に判明しました。

Terry TuffersonさんというYouTubeユーザーがこの動画を投稿したのですが、他には「台風に襲われている、ドローンが落下しているように見せかけた偽物の動画」などが投稿されています。

※音量注意




これらの動画を全てパソコンで視聴していると、画面の上部分に「Lighting almost strikes girl in Sydney!!! Boyfriend’s reaction is priceless!!!!」という文章が表示されていることに筆者は気付きました。





そして、この表示されている部分を押してみると、冒頭に紹介した動画に移動しました。



コチラの動画の題名は「Lightning almost strikes girl in Sydney!!! Boyfriend's reaction is priceless!!!!」です。


3本の動画以外に、Terryさんが投稿している動画の全てに先ほどの文章の表示がされています。再生回数を増加させるためにYouTubeの「アノテーション機能」を用いたのですが、なぜこの1本の動画だけに集中させているのでしょうか?


そして、Frank DeMayoさんというYouTubeユーザーが落雷の動画を投稿したのですが、なぜTerryさんは彼の動画を強くオススメしているのでしょうか?


恐らく、FrankさんとTerryさんのYouTubeアカウントを操作しているのは、同一人物だと筆者は思っています。しかし、こればかりは両方のアカウントにログインできる人物のみが真相を握っています。


果たして冒頭の動画は偽物なのでしょうか?それとも本物なのでしょうか?そして、もしそれが偽物であるのならば、一体何が目的なのでしょうか?


調査はここまでなのですが、謎は深まるばかりです。


しばらく眠れぬ日々が続くかもしれません.....

情報提供元: CuRAZY