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来店回数に応じて称号やお名前入り丼などの特典がもらえる吉野家のポイントサービス『魁!!吉野家塾』。ポイント(米礼)を貯めて、牛丼無料券やプリカなどをゲットできる。その最上級のプレゼントが「お名前入りオリジナル丼」となっている。これは吉野家のどんぶりに自分の名前を入れることができる、プレミアムな商品。しかしこちらにとんでもない落とし穴があるようだ。
「魁!!吉野家塾」とは漫画家「宮下あきら」先生による「魁!!男塾」とのコラボレーション企画。300円以上の食事をすると「米礼(マイレージ)」が貯まり、米礼によって様々な特典をうけることができる。
具体的な特典内容は以下の通りです。
11 米礼 → 牛丼並盛無料券
23 米礼 → 牛丼並盛無料券+200 ポイント
40 米礼 → 牛丼並盛無料券+400 ポイン
80 米礼 → デジタルギフト(1,000 円分)
140 米礼 → 塾生限定ブラックプリカ(2,000 円分)
220 米礼 → お名前入りオリジナル丼
そして「吉野家ファン」が狙うのは、もちろん「220米礼」まで貯めるともらえる「お名前入りオリジナル丼」である。
自分の名前をいれることができるオリジナル丼だ。ただし、条件があり、吉野家で税込300円以上の商品をで「1米礼」(1日1米礼まで)となっている。
つまり220米礼をためるには、最低220日がかかる。
また当キャンペーンは、3月31日までですので、今から貯めたいという方は諦めるしかない。
ただし、これは表に掲載されている注意・制約事項。
実は今ネットでさらなる制約事項があり、220米礼貯めた利用者が阿鼻叫喚する事態が発生している。その制約とは……
丼には自分の名前しか入れられない。
「当たり前じゃないか」と思うかもしれないが、220米礼貯めた方々の中には「キャラクターの名前」「ハンドルネーム」など、自分以外の名前を入れて楽しみにしていた方もいたようだ。
本件について、吉野家に確認したところ、確かに「自分の名前」しか入れられないようだ。
具体的に言えば「家族、友人等第三者、キャラクター、タレント、ニックネーム」はNG。
また「全角10文字」「特殊文字はNG」「フォント指定できない」などの制約もあり、これらの制約は、220米礼貯めた方がみられる専用フォームに記載がある。
つまり220米礼貯めて、ようやく気づく衝撃の制約事項なのだ。
ネットでも「先に言ってほしい」「本名以外不可って……」など、どうしてもニックネームを入れた語った方から、落胆の声が寄せられている。
当たり前といえば、当たり前なのかもしれないが、220米礼をためた筆者の友人は「お金を返してほしい」と嘆いている。
※自分の名前のみという理由には、著作権絡みの問題があり、例えば「ミ●キーの牛丼」みたいな、著作権的に非常に厳しそうな企業からの指摘を避けたいという目論見もありそうだ。
ちなみに、吉野家牛丼1杯400円だとして、220米礼ためるとなると、88,000円となる。日数は220日。今から貯めると、2022年10月2日となります。その頃、3月31日までのキャンペーンはとっくに終わっている。
金額よりも時間のロスがおおきそうだ。
Source:吉野家プレスリリース