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プロインタビュアー、ライターだけでなく、テレビ出演やイベンターとして幅広く活動する吉田豪さん。プロレスとアイドルに造詣が深い上にライターとしても圧倒的な実力を持っており、筆者からするとまさに神様のような存在。その吉田豪さん、炎上中のデヴィ夫人を「面白がったメディア人」というレッテルを貼られそうになったのですが……
もはや世界的な問題となってしまっている、ジャニー喜多川氏の性加害問題。その問題に対しデヴィ夫人は東山紀之さんを非難した上で、恩を仇で返すと非難していました。当然ながらこのツイートには非難殺到!「いくらデヴィ夫人でも……」といったリプも多く見受けられます。
東山紀之氏は被害を訴えた元jr.たちの発言を「勇気ある告白」と表現し、「ジャニーズ」という名前の廃止についても言及した。その才能を見出し、育て、スターにしてくれたジャニー氏に対して、恩を仇で返すとはこのことではないか。非礼極まる。被害を訴えている人々は国連まで巻き込んで、日本国の日…
— デヴィ スカルノ (@dewisukarno) July 18, 2023
この騒動に巻き添えを喰らいそうになったのが、吉田豪さん。「この人(デヴィ夫人)の「暴言」を面白がったメディア人(吉田豪さんなど)の罪でもある」といった根も葉もない言葉に対して反論。
「デヴィ夫人を地上波生放送に出したりするのはどうかと思う」
「あの人は本当にアウトなことも平気で言っちゃうタイプ」
インタビューを通じてデヴィ夫人を知っているからこそ、しっかりと苦言を呈することが出来ていたわけです。
逆ですよ。ボクは「デヴィ夫人を地上波生放送に出したりするのはどうかと思う」「あの人は本当にアウトなことも平気で言っちゃうタイプ」って言い続けてます。 https://t.co/czVYgZkLQx
— 吉田光雄 (@WORLDJAPAN) July 18, 2023
吉田豪さんが「活字にできるわけはない」って、相当なことだと思うんですよ……。そもそもなのですが、若干炎上のイメージがある吉田豪さん、著書や出演番組などを見ていても常識人にしか感じられません。(多少尊敬からくる贔屓目が入っていますけれども)
「僕取材した時も、本当に言っちゃいけないことをなにもわかっていないから。とてもじゃないけど活字にできるわけがないことを普通に話しちゃうような人で」「『夫人、それ人前で言っちゃダメですよ!』って僕が注意したぐらいの(笑)。そういう人ですから」(吉田豪) https://t.co/MnKA1N3Cw9
— 吉田光雄 (@WORLDJAPAN) July 18, 2023
デヴィ夫人の言葉を非難するつもりはありませんが、流れ弾を喰らいそうになった吉田豪さんに擁護の声があがりました。
吉田豪さんは、人権が軽視されていた時代に活躍した人たちを興味深く取り上げることが多いけれど、ご自身は人権侵害を決してスルーせずに都度都度警鐘を鳴らしてきた印象あるよ。園子温のことも、かなり前から問題にしてたし。
— 菊池 修(キクチ師範代) (@chiwasu5963) July 19, 2023
.この件に関しては確かに豪さん言い続けていて、最初は2015年の9月のイベントで聞いた
.豪さんは面白がってるどころか「普通に考えればわかるはずなんですよ。」と9年前に教えてくれていた
.ご意見番やオモシロ物件としてTV出していい人じゃないよ
.吉田豪がしばしばいう、「ルールが違う時代の人」という言葉を、今回のデヴィ夫人のジャニー喜多川問題に対する発言で思い出す
以前は「ラストアイドル」の審査員として、防ぎようのない不運な炎上に巻き込まれてしまった吉田豪さん。今回も不条理に炎上しかねないところではありましたが、以前からの言動もあって燃える前に鎮火しました。
デヴィ夫人、個人的には好きな方ではあるのですが……さすがに今回の件は擁護出来ませんし、するわけにはいきません。YouTubeチャンネルも好きだったし、本当に面白い動画も見せてくれているんだけどな……。