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今回は簡単な計算問題を出題します。足し算、引き算、掛け算、割り算が混ざっている計算問題ですが、このような式の計算方法は小学校で習っているので、誰でも簡単に正しい答えを出すことができるはずです。ところが、実際に計算するとかなり多くの人が正しい答えを出すことができないのです。あなたは正しい答えを出すことができるでしょうか。
問題を確認しましたか。では計算をして下さい。でも、注意してください!正答率が20%ということは、10人のうち2人しか正しい答えを出すことができないということですよ。あなたが正しい答えを出すことができるとしたら、あなたは特別に選ばれた人といえるかもしれません。
答えは出たでしょうか。では、答え合わせをしましょう。
答えは「1」です。あなたの答えも「1」でしたか。正しい答えを出すことができた人は、小学校で習った計算の仕方を忘れずに覚えていた人です。
「そんなこと当たり前だろう。」なんて言わないでくださいね。小学校で習ったことを忘れてしまった人もいるようです。
小学校では、「足し算、引き算、掛け算、割り算が混ざっている式の計算は、掛け算と割り算を先にする」と習いました。大人になってしまうと、このことを忘れてしまう人もいるようです。
掛け算と割り算の部分を先に計算するということは、「6×6」の部分と「6÷1/6」(分数の表示ができないため、画像とは異なる表示になっています。)の部分を先に計算しなければならないということです。
「6×6」は簡単に答えを出すことができますが、「6÷1/6」の計算方法を間違える人がとても多いのです。
分数の割り算は掛け算に直して計算するということを覚えていましたか。「6÷1/6」は下のように掛け算に直して計算するのでした。つまり、「6÷1/6」は「6×6」となり、この部分の答えは「36」になります。
「6×6」と「6÷1/6」の部分を先に計算すると、最初の式は下のように計算していくことになります。
確かに最初の式の答えは「1」となります。
正答率の低いこの計算問題を正しく答えることができた人は、小学校で習ったことをしっかりと覚えていた人ですね。残念ながら間違えてしまった人は、次に同じような問題に出会ったときには正しい答えを出すことができますように。
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