実に美味しそうな握り寿司10貫(10個)が皿に載せられていいます。「いただきます。」と言う前に食べてしまいたくなるような、イクラ、甘エビ、マグロ、ハマチたち。新鮮そのものです。たまご焼きのたまごも、もちろん新鮮だと思うのですが、魚類の新鮮さが際立っています。これは高級握りずしといっても言い過ぎではありません。たまご焼きは最後に食べることにして、最初には何を食べましょう。


マグロが美味しそうです。


脂がのっていて、さぞかし口の中でとろけることでしょう。すぐにでも食べてしまいたいところですが、他の寿司も紹介しておきましょう。



ハマチとマグロです。


光線の加減で少し色が変わって見えます。どちらも脂がのっていてプリプリしています。ハマチの皮もきれいにはがされています。



イクラと甘エビです。


今年は鮭がたくさん獲れているはずなのですが、イクラはやはり高価な部類に入るようです。甘エビはいつも通り2匹のっています。



たまご焼きです。


ふっくらとしていて、とても美味しそうです。たまご焼きを最初に食べるか最後に食べるのかは、意見の分かれるところですが、玉子焼きを最後に食べてお茶を飲むと、「あぁ美味しかった。」という気持ちになります。


でも、このたまご焼きあまりにも美味しそうなので、今回は最初に食べることにします。



このたまご焼き...。なにか違うような気がします。


ふつう、こんな風に握り寿司を持ったら、シャリが落ちてしまうのではないでしょうか。しかし、そんな気配は全くありません。それにたまご焼きは、見た目ほど柔らかくありません。どちらかというとすこし硬めです。変ですね。横から見てみましょうか。



横から見てみました。


シャリも美味しそうですし、ただ単にたまご焼きが硬いだけでしょうか。裏側はどのようになっているでしょうか。



裏側が大変なことになっています。


裏側は糊のようになっていて米粒の姿がありません。ご飯の炊き方を間違えたのでしょうか。そんなシャリで寿司を握るなんて許せません。しかし、よく見るとたまご焼きの裏側もツルツルです。



10貫の寿司はすべて作りものでした。


皿の上に並べられていた10貫の握りずしはすべて作りものです。食品サンプル用に作られたものなのか、単なる飾り物として作られたものなのかはわかりませんが、実によくできています。目の前で見ていても本物と思えるくらいです。1貫ずつ、非常に丁寧に作られています。ネタが同じでも、1貫ずつ異なって見えるように作られています。


ハマチ2切れの違いを見て下さい。皮をはがしたときの残りの部分を微妙に変えています。にせものだとわかっているのに美味しそうに見えてしまいます。



非常に美味しそうで高級握り寿司と信じてしまいましたが、実は本物ではありませんでした。これらが食品サンプルかどうかはわかりませんが、日本で作られる食品サンプルの出来には、外国の人も驚いているということを聞いたことがあります。握り寿司を食べる時にはくれぐれもご注意ください。


身近なところにある食品サンプルなどは握り寿司ばかりではありません。本物と見間違えてしまいそうな和菓子や洋菓子の食品サンプル も食べてしまいたくなるほど美味しそうでした。

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 この握り寿司に隠されている秘密が衝撃的すぎる!握り寿司はもう食べられなくなるかも?