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サメは「獰猛で危険な海の生き物」というイメージを抱きますが、世界には550種類以上のサメがおり、人間に危害を与える種はホホジロザメなどわずか30種ほどです。そんなサメですが、Twitterにて、団栗(@alveare_)さんがご投稿した「サメの写真」が4.9万いいねが寄せられるなど話題を集めています。それは、なんと店頭で獲物をくわえた状態で販売されているサメで、想像の斜め上をいくディスプレイの仕方に思わず目が釘付けになってしまうのです。
※店員さんに写真許可貰い済み
マジで???売ってんの???獲物ごと??? pic.twitter.com/U4I9FV44uB
— 団栗 (@alveare_) April 20, 2023
「マジで?売ってんの?獲物ごと???」という一言と共に獲物をくわえたサメの写真が掲載されたツイートを発見しました!サメの口に新鮮な魚をくわえさせて販売するという、こういった販売スタイルを初めてご覧になられた方も少なくないでしょう。ものすごいインパクトを放っていますよね……。怖い印象を持たれがちなサメさんですが……サメさんのつぶらな瞳が案外可愛いですね。
ツイートのリプ欄には「本物のサメ!?を売っているの?」「意外と可愛いお顔をしている」「1000円は安い」といった驚きと興味津々の声が続々と寄せられ、関心度の高さが伺えます。
・食べれるんですか?結構お安い……。珍しいものにしては。
・ぬ、ぬいぐるみですよね……?
・1枚目と3枚目ちょっとかわいい。
・商売『ジョーズ』過ぎて好きです。
投稿者である、島生まれ島育ちの鉄道・動物好きの団栗(@alveare_)さんにお話を伺いました。
■サメはどこで販売されていたのでしょうか?また、サメをご覧になった時の印象は?
ーー農協です。私が普段行くところではなく、隣町のスーパーという位置づけの場所です。その日は別の買い物でお店の近くに行ったので立ち寄りました。 このサメを発見したのは母なのですが……正直、攻めた展示だなwと思いましたね。
■団栗さんの住まわれているところは、サメはよく食べられる地域なのでしょうか?
ーーサメの切り身は時々食用として販売されていますよ。ツイートにもあるように、家ですと、ぬた(酢味噌あえ)での食べ方が多いですね。
■このサメに買い手は付くと思われましたか?また、サメの種類と口にくわえている魚の種類を教えてください
ーー初めは、販売物だとは思いませんでした!リプや引用でもいただいたのですが、サメの種類や生食・加工などが書かれていないこと、値段が安すぎること、ラップなどがかかっていなかったので展示だと思い……「売ってんの??」とキャプションしています。
ただ、バズったことで買い手が現れ、飲食店で調理され、振る舞われたとのことでオチまで付いたのは笑いましたw
このサメはネズミザメ(モウカザメ)という種類だそうです。くわえているのは、鯛の頭だと思います。 商品名、ケースの選択やサメの形、歯で怪我をしないようにか獲物をくわえさせたことなど計算して置かれたものだと思いますので、店員さんすごい!の気持ちでいっぱいです。
■いいねやRTされるなど大きな反響がありましたが、今の心境は?
ーーめちゃくちゃ驚いています。SNS怖い….... ただ、これで佐渡が面白い場所だと知ってくださった方々が多くいるようで、大変嬉しいです。 ぜひ今年の旅行先に佐渡のご検討お願いします!
団栗さん、お忙しい中楽しいお話をありがとうございました。
佐渡は、豊かな大自然に恵まれた新潟沖に浮かぶ島で、一周約280㎞で面積は東京23区の1.4倍という本州最大の広い島。佐渡といえば、佐渡金銀山や野生のトキも有名ですよね。
今回ご紹介したユニークなサメの販売方法は衝撃的でしたね。佐渡は海に囲まれているだけあって、新鮮な魚介類も豊富に獲れる地域です。旅先の選択肢の一つとして訪れ、サメを食べてみるのも良い想い出に残りそうですよね。
サメといえば、こちらをガン見しながらサメをふみふみする猫ちゃんの動画が可愛すぎてずっと観ていられますよ!
取材協力:団栗(@alveare_)