タバコのポイ捨てを激減させたビルの張り紙、破壊力がヤバすぎと話題に
image:写真AC
様々な注意喚起のために用いられる張り紙。迷惑行為の防止のために使われることが大半ですが、残念ながら十分な効果が得られないことも少なくありません。しかし、現在あるビル内で貼られている張り紙によってタバコのポイ捨てといった迷惑行為が激減したとの投稿がネット上で話題になっています。そのポスターとはどのようなものなのか、簡単にご紹介します。
あるビルの張り紙が話題に
現在話題になっている投稿はこちらです。
踏まれ跡がエグいことになっているが、この貼り紙が出されて以降、ビルが綺麗になっていて、驚いた。今までは、確かにすごく汚くて、本気で掃除しようかと思っていたレベル。
言い方選ばないのかな、と思ってはいるが、結果、綺麗になっているので、これは理にかなった行動なのか、と考えさせられた… pic.twitter.com/lNqHZ74svf— 月詠みこと
ミルプラ秋葉原店 (@mimimi_ofuton) May 2, 2021
上記の投稿によりますと、ポスターには
ここでタバコ吸ってジュース飲んで飲み残して
そのまま置いてタバコ捨ててるお前、お前だよ
なぜ毎回毎回捨てるわけ？
誰が掃除してると思ってんの？
そんなだからお店の女の子にも嫌われるんだよ
捨てんじゃねーよ
ビル管理会社
といった文言が確認できます。
担当者の怒りが強く伝わる内容ですよね。文章を見ると頻繁にゴミが捨てられていたようですから、怒るのも無理はない気がしますが、それにしても相当強い書き方です。
投稿者によると、この張り紙が貼られてからビル内が綺麗になったとのことで効果は大きいようです。ただ言い方（文章）について思うところもあるようですが…。
内容の是非に注目集まる
この張り紙に関してネット上でも注目が集まっており、様々な反応が見られます。
程度の低い人とのコミュニケーションに限り『目には目を歯には歯を』のハンムラビ方式を採用しています。
汚い言葉を吐くことになっても自分の価値は下がらないし世の中には予想以上におかしな人がいるので自分をきちんと守ると言う意味で戦うことは大事だと思っています。— まこ@恋愛カウンセラー (@macoCoco03) May 3, 2021
一部では文章の攻撃的な部分に関して疑問を感じる人もいますが、上記のように「その程度の人間に合わせた接し方が必要な場面がある」といった共感の声が多く見られます。
怒ることもコミュニケーションですもんね。「怒ってないから大丈夫だろう｣と錯覚している人が結構多いですから…
怒ることはネガティブに捉えられがちですが、意思疎通の上では重要。その前の過程にもよりますが。— ひよぴよ(Miyabi) (@hinatsumegu) May 2, 2021
他には「怒ることも大事なコミュニケーションのひとつ」といったものも。
また残念ながら「怒っていないから大丈夫だろうと錯覚している人が結構多い」というのも事実でしょう。
ヤンキーに敬語で怒るより
ヤンキーぽくキレ散らかした方が
言うことを聞くって元ヤンキーの先生になった先輩が言ってた。方言とかじゃないけど、彼らの言語で話した方が通じるって話をしてた。
— とうや
(@senzilife) May 3, 2021
「相手の言語に合わせた話し方をする方が効果があると聞いたことがある」といった反応もあります。確かに、相手と共通の言語を使うのは注意以外でも役立つコミュニケーションとして知られています。
顧客対応が求められる職種の人は同様の話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
「お前だよ」と読んだ人は名指しされたような感覚になる名文ですね。だから怒って踏んづけるんだろうけど、心当たりあるから改めたと。場所変えてまたやってるかもしれないですが。
— まん丸 (@manmaru5624) May 3, 2021
「読んだ人は名指しされたような感覚になる名文ですね」といった賞賛のコメントも複数見られます。
全体に向けてのものより、特定の個人を指して呼びかける方が響きやすいというのも確かですよね。
今回の張り紙に対しては様々な反応が見られますが、時には上記のツイートにもあるように”目には目を”の対応が求められる場面もあるということでしょうか。
以前にはこんな張り紙も話題になっていました。