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果物には旬というものがありますが、一年中輸入されているためあまり旬を意識することが少ないパイナップル。季節による価格の変動が少ないので、いつでも気軽に食べる事のできる果物でもあります。そんなパイナップルですが、青い状態で手に入れた時に、常温に置いて追熟させようとしている方も多いのですが……実はそれ、間違っているんです。
メロンや桃など、購入してから常温保存(追熟)することで甘さが増す果物は数多くあります。時間が経つと皮が黄色くなってくるパイナップルも追熟させることが出来る果物だと思いがちなのですが……。実はパイナップルは追熟しない果物なのです。
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パイナップルはバナナやメロンなどと違って追熟しないことをご存じですか?入手した時が食べごろです
お買い上げ後はできるだけお早めにお召し上がりください! パイナップルの上手な保存方法をご紹介中です!#dole #パイナップル
— 株式会社ドール(dole.co.jp) (@bobbykun_banana) May 20, 2021
実際に追熟せずに「青い」パイナップルを食べてみることにします。
近所のスーパーでパイナップルを購入。少々黄色みがかっていますが全体的に青く、追熟しないことを知らなければ常温で保存しておきたくなる色でした。
パイナップルは収穫後に時間を置くことで熟す食べ物ではありません
食べ頃ですので出来るだけお早めにお召し上がりください
「Dole」のタグにもしっかりと記載されておりました。なるほど、それなら青くても出来るだけ早く食べたほうが美味しいということですね。
SNSやタグでわかっていることなのですが、念の為に「Doleお客様相談室」へ電話で確認しました。追熟やパイナップルの保存方法に関する回答はご覧のとおりです。
・メロンなどと違い追熟する果物ではない
・買ったときが食べ頃なので、出来るだけ早く食べて欲しい
・放置しても甘くならず、痛むだけ
・「逆さにして保存すると甘くなる」と言われているが根拠なし
・保存はヘタの部分を数センチ残して切り落としてから冷蔵庫で
・皮が青いパイナップルでも甘いものは多い
参考:Doleパイナップルの保存方法
「青いパイナップル=すっぱい」と思い込んでいましたが、どうやらそうと決まったわけではなさそうですね。取り急ぎ購入したての、青いパイナップルを食べてみましょう。保存するときはヘタを数cm残して切り落とし、そのまま冷蔵庫に入れておくと長持ちするということでした。
その際「逆さま」にして保存すると、底に溜まった糖分が全体に行き渡る……という根強い噂があるのですが、Doleによると「根拠がないただの噂話」とのこと。それよりも、出来るだけ早く食べることが美味しく食べる秘訣だそうです。
店頭で美味しいパイナップルを見分けるコツは、底の部分から甘い香りがするか否か。白っぽいカビがうっすら生えているものは古くなっているので注意。今回はめちゃくちゃ甘い香りを放っているパイナップルを、購入することができました。
真っ二つに切ってみると、皮の青さなど気にならないほどの芳醇な甘い香りが漂います。果汁たっぷりで、これは間違いなく美味しいパイナップルですね。
一般的な大きさのパイナップル半分で、これだけ楽しむことが出来るのです。しかも途中2切れほどつまみ食いしてしまったのですが……。
味の感想からいうと、とにかく甘くてジューシーで美味しいんです!酸っぱさなど微塵も感じられない果汁と、新鮮で適度な柔らかさの果実。濃厚な味で、とにかく甘さが際立っていました。
そういえば、こちらのパイナップルを購入したスーパーの青果担当の方も「ウチで販売しているパイナップルは青くても美味しいので、出来るだけ早く食べてください」とおっしゃっていました。皮の色と甘みは連動しない、ということはハッキリと理解出来たような気がします。
お店に置いてあるパイナップル、特に安価なものは皮が青いものが多いようです。しかし、皮が青さと酸っぱさが比例するわけでもないので、購入したら出来るだけ早くお召し上がりくださいね。もちろん、個体差があるので青くても黄色くても「酸っぱいものはどうやったって酸っぱい」らしいですよ。
パイナップルで思い出したのですが、酢豚にパイナップルってちょっと許せなかったりするんですよね。ピザにパイナップルってのも、個人的にはあり得ないと思っています。パイナップルはそのまま食べましょうよ……。
source:Dole
画像掲載元:SS.ナオキ