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先日ネットで大きな反響を読んだ算数の問題があります。それは「8÷2×(2+2)」という問題です。一見単純な四則演算のようにみえるのですが、実はこれかなり難解で()の仕組みを理解したり、足し算掛け算などの優先度を考慮したりと、なかなか奥深いものなのです。そこでついに数学者が答えを出しました。
oomfies solve this pic.twitter.com/0RO5zTJjKk
— em
︎ (@pjmdolI) July 28, 2019
問題の数式はこちら「8÷2×(2+2)」。
日本のみならず世界中でこの問題が話題となっております。結論から言えば「1」と「16」2つの答えがあり、どちらなのかという議論が巻き起こっているのです。それぞれの解答の導き方は以下の通り。
16の場合:
8 ÷ 2 x (2+2) = 8 ÷ 2 x 4 = 4 x 4 = 161の場合:
8 ÷ 2(2+2) = 8 ÷ 2(4) = 8 ÷ 8 = 1
さてどちらが正しいのでしょうか。
さてロンドン大学の数学の准教授「Hannah Fry」がこの問題に関して答えを出してくれております。
それによると・・・
「どちらも正しい。」
とのことです。つまりこの数式には解答が2つ存在するというなんとも意外な結果となりました。ただしGoogleの計算機では16という答えでした。
99%が間違う超シンプルな数学も話題になりましたが
算数の式で2つの解答があるというものが存在するということには驚きですが、そうならないように出題者側は配慮してほしいものですね。
算数・数学は奥深い。