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西日本にお住まいの方にはおなじみだけど東日本の方は存在すら知らない、そんなカップ麺があります。徳島製粉の金ちゃんヌードル、今でも食べているという方も多いのではないでしょうか。その金ちゃんヌードルが意外過ぎる場所で売られていたので、買って食べてみることに……しかし、なぜそこにあったのでしょうか。
発売から来年で50周年を迎える超ロングセラー、金ちゃんヌードル。西日本、特に四国や九州の方からは「幼い頃から慣れ親しんだ味」という言葉が聞かれます。特にお膝元の徳島県では県民食と言っても過言ではないそうですよ。
前は首都圏で見る事がほとんどなかったけど、最近は行動圏内にあって嬉しい県民食(徳島)よね
ふと食べたくなるんよね
この容器も再利用できるし、二重容器ナノがまた使いみちアップ(笑)#金ちゃんヌードル pic.twitter.com/y1IEFGTqpz— かずブーブー@広島⇄東京(ぶぅしゃん)ちぃむ
(@hakatankaz) November 4, 2021
ちなみに筆者の同僚だった「沖縄県」の方も、県民食だと言っていました。西日本では広い範囲で親しまれているようです。
参考:金ちゃんヌードル
筆者が初めて金ちゃんヌードルを食べたのは約25年前、長崎の友人からの「いただきもの」でした。正直その時は珍しいカップ麺という印象しかなかったのですが、25年を経てGEOで再開を果たすことに。金ちゃんヌードル、Youは何しにGEOに……!(店内撮影禁止)
購入価格は税抜98円。GEOっていつの間にか税抜表示になってしまっていたんですよね、これは本当に残念なところ。さらに定価を税込で販売価格を税抜にするという鬼畜表示だったりしますが、金ちゃんヌードルとは関係がないので今回は不問。
普段から食べている方は「そんなの記事にすることかよ!」とお思いでしょうが、日本人の半分くらいはおそらく知らない食べ物なので続けさせていただきます。
50年近く変わっていないというパッケージ、これはエモい。昭和レトロというかノスタルジーというか、幼い頃の記憶がババーっと蘇ってくる感じ。
一般的なカップ麺との違いは、フタまでプラスチックなところ。このご時世にこれは……大好きです!
フタを開けてお湯を注ぐのではなく、スープとかやくが袋に入っていました。このあたりで某超有名カップ麺との差別化をはかっていたのでしょう。(某カップ麺は1971年、金ちゃんヌードルは1973年発売)
お湯を注いで3分待つだけ、香りは完全にどこにでもあるカップ麺そのものです。
出来上がった金ちゃんヌードル、もはや説明不要です!完全に慣れ親しんだ味だけど、ちょっとだけ違う気もします。
説明不要のエビとたまご、ほぼアレだけどやっぱり何か違う。
コレは完全に別物!謎ではなくて豚肉だそうです!チャーシューって呼んでいいのかしら。
わかった!「ハングリーなヤツ」ではなくて「星のヤツ」と麺とスープが似てるんだ……ハングリーな方の具材と、星のヤツの麺とスープという感じ。
あ……星は1975年発売なので、金ちゃんヌードルの方がパイセンなんですね。というわけで「星のヤツが金ちゃんヌードルに似ている」にお詫びして訂正いたします。
西日本の方にはおなじみ、特に徳島と沖縄では県民食扱いされているという金ちゃんヌードル。今ならGEOで販売されているようなので、無くなる前にGETしてみてはいかがでしょうか。店員さんの話では「なんで入荷があったのかわからないですね……」だそうです。
金ちゃんヌードル 購入価格105円(税込)
GEOといえば、PS5の転売防止策が画期的だと話題になりました。友人がGEOでPS5当選したのですが、もしかして転売対策効果アリだったのかも。
source:徳島製粉株式会社