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不具合というものは発生させてはいけない問題ではあるのですが、先日大きな問題となった「みずほ銀行」の不具合は記憶に新しい。多くの利用者が困惑し、そして憤りを顕にしたものだ。そんな中、こちらの不具合は、困ったものではあるが実は利用者側としてはある意味嬉しい不具合なのかもしれません。一体何が起きていたのか。

商品価格が670円→75円祭り

ということで今回はあの「ケンタッキーフライドチキン」のアプリの不具合のようです。どうやら、ジンジャータワーバーガーの価格が普段であれば670円ほどだったのが、不具合によって75円というとんでもない価格になってしまっていたとのこと。

この問題は昨年12月に発生していたもので、もちろん既に修正され問題は解消されているようですが、このスキを狙い多くの客からの注文が殺到してしまい、中には20個頼んだという猛者も現れたのだということだ。

この情報はまたたく間に拡散し、多くの客がこの不具合を利用し注文したということだ。日本でもまれにAmazonや楽天でも同様に価格ミスが発生するが、大抵この手の問題は店側から「キャンセル」されて終わる。しかし、今回はこれが実際注文され、届いたということだから驚きだ。

実際に届いたものを見てみると、たしかに大量の商品が並べられているのがわかる。ちなみに20個のハンバーガーを購入しても大体1500円程度で収まる。

もちろん購入後どうするかという問題があるわけですが、お茶漬けにして食べるという手もあるので是非参考にしていただきたい。

しかし、妙なのはこの手の不具合でしっかり注文できるというのはなかなかないことだ。それを踏まえると、この一連の騒動含め、企業側の何らかの目論見があったのではないかと勘ぐりたくなるものだ。

Source:DailyMail

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 ケンタッキー、670円が75円になってしまうアプリ不具合、大量注文がされてしまう