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イオンシネマの件は、ごく一部の車いすユーザーの悪態で非常に後味の悪い一件となりました。その議論の中で「私は車椅子ユーザーですが助けてもらった際にお礼は言わない」という人が一定数いるのにも驚きましたが……神奈川新聞の記者が信じられないポストで、非難轟々の事態になっています……酷いなこれ。
最近映画館での車椅子ユーザーの振る舞いについて話題になっておりますが、特に「健常者が手助けをした際」にお礼を言うべきかで論争となっています。そんな中、神奈川新聞記者の方は「障害に関する手助けを受けたときだけは絶対に礼を言わない」という人を「尊敬」されているとのことで話題に……。
取材で知り合った男性(車いすユーザー)に、礼儀正しいけれど「障害に関する手助けを受けたとき」だけは絶対に礼を言わない人がいる。私が食事を手伝ったり移動を手伝ったりしても、無言。でもコーヒーをご馳走した時なんかは「ありがとう」と言ってくれる。私は、彼のそのスタンスを尊敬している。
— 草山歩 (@kusa_kanagawa) March 17, 2024
「障害に関すること」だけお礼を言わない人というのも謎すぎますが、それに反して「手助けしてもらったら感謝しろ」と言っている人は「階段に対してありがとうございます!」と頭を下げているだろうか、と意味不明すぎることをポスト。
建物の1階と2階には、数メートルの高低差(段差)がある。もちろん自力では上れない。その〝不自由〟を解消する手助けのために、世の中には階段というものがある。
今「手助けしてもらったら感謝しろ」と言っている人たちは、毎日階段に対して「ありがとうございます!」と頭を下げているのだろうか。
— 草山歩 (@kusa_kanagawa) March 17, 2024
そもそもほとんどの人は「ありがとう」くらい言えばお互いに気持ちよくなれるのに……ということを言っているだけなので「手助けしてもらったら感謝しろ」という風にとってしまうのは、本当に生きていて大変だろうなと心配になりました。
障害者が健常者に手助けされてお礼を言わないという人を「尊敬する」という理由を担々麺の件で例えていますが、とにかく何を仰っているのか全くわかりません……。
「私は既にマイナスのことをされている(店の過失で膝に熱々の担々麺をかけられた)のだから、店側がタオルを持ってくるのは、善意ではなく当たり前だ」と思ったからだ。
この社会は、健常者向けにできている。だから障害がある人は、つねに「既にマイナスのことをされている」状態だ。(続く
— 草山歩 (@kusa_kanagawa) March 18, 2024
この話でいう「膝に担々麺をぶちまけた後、タオルを差し出す店員さん」と同じような感じだと思う。ここで「タオルを持ってくるのは、当たり前ではなく善意ですよね。ご厚意で持ってきてくださってありがとうございます!」と言える人だけが、障害がある人に礼を要求すればいいと思う。
— 草山歩 (@kusa_kanagawa) March 18, 2024
熱々の担々麺を膝の上にぶちまけられたら、お礼云々の前に病院でやけどの手当をしてもらう案件。お店の人がタオルを持ってくるとかいう状況じゃないと思うんですよね。しばらくして戻ってきた店員さんがタオルを差し出すだけって、それはもうクレーム入れてお店の名前出すべきだろうと……。
・新聞記者様というのはこれくらい傲慢じゃないとやれない仕事なんだなと言う事がよく分かる
・障害者福祉や介助は「健常者から障害者へのお詫び」ではない
・人に何かしてもらって「ありがとう」の一言も言えない人が他人に優しく出来るとは思えません。
・神奈川新聞さんはこのようなレベルの比較表現をする記者を雇用してるって結構な印象がつくと思いますが大丈夫ですか
・健常者と障がい者の対立を煽って分断しようとすんなよ、マスゴミが。
この記者(健常者)のズレた例えや傲慢な考えは、障がい者の方にとってもマイナスにしかならない思想ではないでしょうか。健常者が障がい者の考えを勝手に代弁し、やってもらって当然みたいな空気を作り出すのは愚の骨頂としか思えません。
東京新聞の記者様にも相当際どい方がいらっしゃいますが、本当に常識から逸脱されている方が多いという印象。真っ当にお仕事されている方がほとんどだと思いますので、そういった方の迷惑にならないようにされたほうがいいと思いますが……もしかして新聞社様の思想そのままなのでしょうか、非常に気になるところです……。