今に始まったことではありませんが、地下アイドルの「解雇」にはキナ臭さが漂うのも事実。まあそのほとんどはファンとの繋がりや同業者との恋愛だったり、ファンにとっては死刑宣告ともいえる内容なわけです。そのためアイドル運営としては「重大な規約違反」と濁して伝えることがほとんどなのですが、最近それが急増しているというのです……。

重大な規約違反は本当に増えているのか?

アイドルの重大な規約違反、その多くは「繋がり」だと思われていますが実際に増えているのでしょうか。SNS上では「多く感じる」という人も多いんですよね。実際に3月に入ってから、筆者が把握しているだけで5件の「重大な規約違反」が発表されていました。

そして解雇、脱退といえば「メンバーへの質問を控えてください」というお決まりの文句。ファンとしては何も理由を聞かされないまま推しが解雇、メンバーへの質問も禁止されたら不満がたまるだけのような気もします。

元地下アイドル運営をされていた方に聞いてみました

筆者の知人なのですが、過去に地下アイドルの運営をされている方に話を伺ってみました。

Q:「重大な規約違反」とは具体的にどのようなことなのでしょうか?
A:ファンとの繋がりが多いけれど、金銭トラブルやレッスンの当欠が続くなどの素行不良も多いですよ

Q:最近「重大な規約違反」が増えているように感じるのですが……
A:以前から多かったのですが、最近は隠して炎上するくらいなら公表しようという流れなのではないでしょうか

Q:解雇理由をハッキリと言わない理由はありますか?
A:基本的には解雇とはいえアイドルを守る、いわゆる武士の情け的な感じかも。あまり表沙汰にしたくないという気持ちも働いているように思えます

正直予想通りではありましたが、やはり「繋がり解雇」自体は以前からあったみたいですね。アイドルを推している人にとっては地獄のような瞬間ではありますが、あの界隈にはそれ以上の「喜び」があるのも事実。

せっかく推すなら「繋がり解雇」など無縁な、健全で推し甲斐のあるファンに優しいグループを推しましょう!

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 地下アイドルの「重大な規約違反」が激増、その中身と理由を元アイドル運営に聞いてみた