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この時期になると焼きいもが恋しくてたまらなくなる筆者ですが、毎回スーパーで買っていると結構高くついてしまうんですよね。かといって家で焼いたり蒸したりすると、パサパサで不味くなってしまったりと難しいものです。そんな時は炊飯器にさつまいもを入れるだけで、簡単に焼きいもが出来るので実際に作ってみることにします。
今回は炊飯器で「焼きいも」を作るのですが、「玄米炊き」「普通炊き」「早炊き」の3パターンで試してみます。筆者は5年ほど炊飯器を使っていなかったので、炊飯器が壊れていないかどうかが心配なのですが・・・
よかったー!無事に通電したので、話を進めていきます!
炊飯器の無事を確認出来たところで続けます!さつまいもは茨城県産の「紅あずま」を使います。安納芋やシルクスイートのようなネットリ感はありませんが、ホクホクとネットリの間くらいの食感でバランスの取れたさつまいもです。
こいつらを適当に切って水100mlと一緒に炊飯器にブチ込んで炊くだけ!細い芋はそのまま、太い芋は3cmくらいの厚さになるようにスライスします。
最初は料理レシピサイト等でも推奨している「玄米」炊きから。かなり時間がかかり、90分ほどで炊きあがり(?)ました。
あとは全く同じ手順の水100mlを入れる作り方で「早炊き」35分、「普通炊き」50分で完成!これで3種の焼き方(炊き方)の焼きいもが揃いました。
出来上がった焼きいもを左から「玄米炊き」「早炊き」「普通炊き」の順で並べてみました。完全に予想外だったのですが、スライスした焼きいもに限れば、なんと玄米炊きよりも早炊きや普通炊きの方が見た目がしっとり仕上がっています!
ただ、実際に3種食べてみるとどれも違いを感じられず、表面が若干白っぽい「玄米炊き」の焼きいもに関しても「しっとりホクホク」の美味しい焼きいもになっていました。いやこれ、家で作る焼きいもとしては最高にウマい!
次に丸ごと焼いた「細い焼きいも」で比較してみます。こちらも左から「玄米炊き」「早炊き」「普通炊き」の順で並べてあります。
これは少し差がでました!時間をかけた順(玄米→普通→早炊き)にしっとり具合と甘みが出ており、早炊きの方はホクホクしすぎて2つに折る際に少し割れてしまいました。細いさつまいもでもこれだけの差がでるので、炊飯器で太いさつまいもを焼く際はスライスしてから調理することをオススメします。「玄米炊き」「普通炊き」の焼きいもは、こちらも最高に美味しくいただきました!甘~い!!
使う銘柄や炊飯器によって検証結果と大きく異る場合もあるかと思いますが、紅あずまと東芝のIHジャー(RC-10PH)の組み合わせでは次のようになりました。基本は「玄米炊き」で、時間のない時だけ「普通炊き」で作るのが無難ですね。
玄米炊き・・・細い焼きいも、スライス共に甘く仕上がる(焼き上がり時間90分)
早炊き・・・スライスしたさつまいもなら仕上がりに差がでない(焼き上がり時間35分)
普通炊き・・・急いでいる時に有効、そうじゃなければ玄米炊きで(焼き上がり時間50分)
ちなみに筆者の好きな食べ方は「焼きいもホイップクリーム乗せ」です!これ、スイーツ気分で味わえますよ!
最後に大きな注意点が2つあります。
・想定外の使い方なので、調理は自己責任でお願いします
・念の為、炊飯器から離れないようにして下さい
パンケーキを焼いたり、おでんを温めたりする方もいるくらいなので大丈夫だとは思いますが、念の為細心の注意を払って焼きいもを作ってみてくださいね。
炊飯器で手軽で最高に美味しい焼きいもが焼けることがわかったのですが、さすがに「安納芋」の圧倒的なパワーの前には手も足も出ませんでした。近所にローソンストア100がある人は、ぜひ安納芋を一度味わってみるべきです!
画像掲載元:SS.ナオキ