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日本語には、色を使った言葉が多く存在しています。例えば黄色い声援、白々しい、腹黒いなどです。英語にすると黄色い声は(shrill voice)、白々しい(barefaced)、腹黒い(disingenuous)などといいます。今回はこのように色が入る言葉を、英語では何というのかご紹介させていただきます。クイズ形式となっているのでぜひチャレンジしてみてくださいね。読み終えた頃には少し英語通になっているかも!?しれませんよ。
「顔が青ざめる」は英語で何という?blue(青)は使いません。
【ヒント】実は、日本語のように青色ではない色で表現されています。ガチャピンや任天堂マリオシリーズに登場するヨッシーの色といえば?
答え:顔が青ざめる→green around the gills(グリーン アラウンド ザ ギルス)
英語では緑色で表現されます。また、顔面蒼白(がんめんそうはく)のことは「facial pallor」や「pallor of the face」や、体調不良などによる顔色が悪い時には「go gray」も使われますよ。
「大黒柱」は英語で何という?black(黒)は入っていません。
【ヒント】パンを得る人という意味がある言葉です。
答え:大黒柱→breadwinner(ブレッドウィナー)
breadwinnerには、パンを得る人、パンを勝ち取る人という意味があり、いわゆる一家の稼ぎ頭という表現になっているようです。
「青天の霹靂(せいてんのへきれき)」は英語で何という?こちらはblue(青)は入っていますよ。
【ヒント】青天の霹靂は英語でも同じような表現をします。the blue は「青天(青空)」、bolt は「霹靂(雷や稲妻)」です。
答え:青天の霹靂→a bolt from the blue(ア ボルト フロム ザ ブルー)
青天の霹靂は、寝耳に水や藪から棒とニュアンスは同義のことわざです。降って湧いた出来事、思いがけない出来事というような意味がありますよ。
「真っ赤な嘘」は英語で何という?英語には真っ赤な嘘という表現はありません。なのでred(赤)は使われません。
【ヒント】完全な嘘というように表現されますよ。
答え:真っ赤な嘘→downright lie(ダウンライトライ)outright lie(アウトライトライ)などと表現。
downright lieは正真正銘の嘘、outright lieは大噓という意味があります。
英語の嘘の表現は色々あります!例えば、white lie(ホワイトライ)は優しい嘘や罪のない嘘、black lie(ブラックライ)は悪意まみれの嘘といいますよ。面白いですね。
「青春時代」は英語で何という?blue spring era(青・春・時代)ではありません!
【ヒント】若い、元気な、青年などの意味で使われる英単語です。
答え:青春時代→youth(ユース)
また、blossom of youth・vernal years・younger days・springtime of lifeといった表現も青春時代という意味がありますよ。
青春は、古代中国における陰陽五行思想において「春」は15歳~29歳を表しているようですよ。若いって素晴らしいですね!青春時代に戻りたくなってしまう筆者です……。
さて、今回は色が入った言葉の英語をご紹介いたしました。日本語には色を使った表現がまだまだたくさんあります。色だけに、色々と深堀りしてみるのも面白い発見があるかもしれませんよ。
英語といえば、日本で使う「ナイーブ」は全然違う意味!要必見ですよ。
Source:英辞郎on the WEB