あなたは読書がお好きですか。書籍には文庫本や単行本、雑誌など色々な種類がありますが、どの書籍を読んでいる時でも読書を中断しなければならないことがあります。後で読もうとする時に、前回読み終えたページを探し出すのに苦労したことはありませんか。そんな時に便利だと思ってしまうのが糊付きの付箋ではないでしょうか。簡単に貼ることができる上に読み終えたページを見つける目印にもなります。


付箋は書籍を傷つけてしまうことがあります。


付箋は大変便利ですが、時には書籍を傷つけてしまうことがあります。長い間貼ったままにして置いた付箋をはがすと、印刷されている文字も一緒にくっついてくることがあります。はがした瞬間に、「あっ!」と気付くのですが、くっついてきた文字はもう元には戻りません。筆者は実際にこのようなことを経験したことがありますが、皆さんの中にも同じような経験をされている方がいらっしゃるのではないでしょうか。


文字がはがれてこない場合でも、付箋と一緒にページの一部分が付箋の糊の部分に薄くくっついてくることもあります。大切な本であればあるほど、書籍はきれいなままにしておきたいものではないでしょうか。付箋の代わりとしてクリップを使う人もいるようですが、クリップを使うとページにクリップの痕が残ってしまいます。



書籍を傷つけない付箋(付箋ブックマーク)を手作りすることができます。


必要なものは折り紙や包装紙などの用紙です。下の画像では折り紙を使っていますが、折り紙ではなくても身近にある紙類で簡単に作ることができます。


画像の中で使用しているのは1辺が10.5㎝の折り紙です。この折り紙を4等分して付箋を作りました。4等分された折り紙は正方形ですが、正方形でなくても構いません。


紙を縦に2等分して重ねます。次に図3のように紙を折った状態で斜めに切り込みを入れます。切り込みを入れたら折っていた部分を開き完成です。この切り込みが開いた状態で、読み終えたページにはさむと、読んでいたページの目印になります。



使う紙が薄すぎると思う場合には、折り紙を4等分せず2等分するだけにします。


下のように2等分した折り紙を2つに折って糊で貼り合わせます。貼り合わせてできた正方形の紙を2つに折って、上と同じように切り込みを入れると少し厚みのある付箋が出来上がります。


この方法で作る付箋は、どちらの場合もページの上の部分や横の部分、または角の部分につけることができます。



もうひとつ別種類のブックマークの作り方もご紹介しましょう。


こちらは1辺が15㎝の折り紙を4等分して作ることができます。しかし、紙の大きさには決まりはありません。書籍の大きさやご自分の好みの大きさに合わせると良いのではないでしょうか。


正方形の紙に、4つの正方形ができるように折り目をつけます。角を折り込んだまま図2のように重ねます。2枚が重なっている状態で、図3のように点線に沿って折り返します。最後に図3で折った時の左側の部分に折り返した部分を折り込むと図4のようになり完成です。この方法で作る付箋は、ページの角につけることになります。



どちらのタイプの付箋・ブックマークも糊を使用することなくページにはさみこんでいるだけなのでページを傷つけてしまう心配はいりません。また、わざわざ用紙を購入する必要もありません。お金をかけることなく身近にある用紙でお気に入りの付箋・ブックマークを作ることができます。これはなにかちょっと得をした気持ちになるのではないでしょうか。



こんな付箋・ブックマークをつけていると、読書することが楽しくなってしまうのではないでしょうか。


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情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 たった3分で大切な本を傷つけない付箋を作るライフハック!