夏といえば冷えたビールが美味しいですね。1日の仕事を終えた後の冷えたビールの味は格別です。しかし、格別だからといって飲みすぎてしまうと、翌朝には苦しい二日酔いが待っているかもしれません。そんな心配を少なくしてくれる最強のおつまみとして枝豆があるのをご存知でしょうか。今回は枝豆がビールのおつまみとして最強な理由をご紹介しましょう。


「酔い」の仕組みを知ると、枝豆がおつまみとして最強である理由がわかります。


ビールを飲むことによって摂取されたアルコールは、胃と小腸で吸収されて血液中に取り込まれます。アルコールを含んだ血液は肝臓に送られて無害化されます。肝臓はアルコールなどの毒物を無害化する臓器ですが、送られてきたアルコールが多すぎる時にはそのまま血液中に残ってしまいます。


残ったアルコールは心臓を経由し全身に送られ脳に達し脳が麻痺した状態になります。この状態が酔った状態です。血液中に多量のアルコールが残ってしまうと頭痛や吐き気をもよおしたり身体がだるくなったりします。この状態が二日酔いの状態です。



頭痛や吐き気の原因は「アセトアルデヒド」


二日酔いの症状である頭痛や吐き気を引き起こしているのはアセトアルデヒドという物質です。アルコールは、先ず肝臓でアセトアルデヒドに分解され、さらに酸素、炭酸ガスと水というように分解されていきます。しかし、肝臓の処理能力を超えたアルコールを摂取した場合、分解されていないアセトアルデヒドが血管に戻されて体内をめぐるために二日酔いになってしまうのです。


身体がだるくなる原因は...


肝臓にはアルコールを分解するだけではなく、食べ物から吸収された栄養分を糖などのエネルギーに変えるという仕事もあります。しかし、アルコールの摂取量が多すぎると、アルコールの分解に追われることとなりエネルギーを作り出すことができなくなってしまうため、身体がだるくなってしまうのです。


二日酔いを防ぐには肝臓の処理能力を高めておくとよいことがわかります。


たんぱく質を含む食材は肝臓を活性化する効果があるということが知られています。


枝豆がビールのおつまみに最強な理由。


高たんぱくな食品を摂ることによって二日酔いを防ぐことができます。なぜなら、たんぱく質には「アルコールを分解してくれる肝臓」を活性化させる効果があるからです。


枝豆は高たんぱく食品として知られています。枝豆に含まれているたんぱく質によって、アルコールの分解を促し肝臓の働きを助け、二日酔いを防止することができるという訳です。そのような理由から、枝豆はビールのおつまみに最強といえるのではないでしょうか。


でも、いくら、枝豆がおつまみに最強だといっても、肝臓の処理能力には限界があるということは忘れないでください。



枝豆はおつまみとして最強なだけではありません。


枝豆に多く含まれているカリウムは利尿作用を促してくれるので、むくみの予防や改善にも役立つそうです。


情報掲載元(Asahi):https://www.asahibeer.co.jp/csr/tekisei/health/hangover.html


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情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 ビールのおつまみに最強!アルコールの分解を助ける枝豆のライフハック!