テーブルの上にマッチ棒が並べられています。「+」や「=」がついていて、どうやら数式になっています。しかし、残念ながら、「3+4=3」という式は正しくありません。マッチ棒を2本移動して正しい式にしてください。ただし、マッチ棒は折ったり重ねたりしてはいけません。さて、どのように移動したらよいでしょうか。



「3+4=3」という式は正しくありません。数字で書かれていると、なおしようがありませんが、マッチ棒で作られている式なので、マッチ棒の移動により正しい式にすることができます。ただし、マッチ棒を重ねたり折ったりしてはいけません。



マッチ棒を使った式を正しい式にする場合、「+」や「=」に着目すると良いことが多いです。いかがでしょうか。なにか思いつきましたか。



-「+」に着目してみましょう。

「+」に使われている2本のマッチ棒のうち、縦に置かれている方のマッチ棒を取って見ましょう。この1本を異なる場所に移動しなければなりません。どこに移動しましょうか?






-移動先は?

「3」に1本移動してくると「9」になりますから、最初の1本は一番左側の「3」のところに移動してみましょう。



新しくできた式は、「9-4=3」です。この式も正しくありませんね。あと1本移動して正しい式にしてください。もう答えが見えていませんか。




「9-4」の答えは「5」のはずです。マッチ棒は、あと1本移動することができます。
一番右側にある「3」に使われているマッチ棒を移動してはどうでしょうか。








-答えです

「3」に使われている1本のマッチ棒を移動すると「3」が「5」になって正しい式になりました。



マッチ棒を2本移動することにより、「3-4=3」という式が、「9-4=5」という正しい式になりました。

マッチの発明と同時期に、マッチは箱に入れられて売られていました。マッチをたくさん売るために、マッチ箱にはパズルが印刷されていました。もちろんマッチ棒パズルも印刷されていました。現在では、マッチ棒やマッチ箱を見る機会はほとんどありません。それなのにマッチ棒パズルの人気は衰えません。
こうでもない、ああでもないと考えるマッチ棒パズルは、手軽にできて楽しいですね。

(秒刊サンデー:わらびもち)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 マッチ棒を2本移動して正しい式にせよ!