4枚のカードに暗号のようなものが書かれています。この4枚のカードを正しく組み合わせると漢字1文字が出来上がります。さて、それはどのような漢字でしょうか。出来上がる漢字は割と単純な漢字なのですが、4個に分割されているものを元に戻すとなると、急に難しくなります。カードに番号をつけていますが、これは並べる順番ではありません。それぞれのカードを区別しやすいようにつけています。



もしかしたら、「もうわかった!」という人がいるかもしれません。でも、答えを言うのは少し待ってください。まだわからないという人のために、少しだけヒントを出させてください。



-4つのヒントを出します。

自力で解こうとしている人にとっては、あっさりと答えを出されるのは不快ですよね。こういう問題の場合は、じっくりと考えることにも楽しさがあります。楽しさの邪魔をしないように少しだけヒントを出していきます。

先ず、1番目のカードについてです。実はこのカード、もとの形を180°回転させています。わかりやすいように元に戻しました。最初と形が変わっているのがわかりやすいように縁の色を変えておきます。





-2番目のカードは...

2番目のカードは、少しだけ反時計回りに回転させています。下に示した形が、正しい形です。



頭の中に、漢字のイメージが出来上がって来たでしょうか。

「1枚ずつヒントを出されてもねー。」なんて言う声が聞こえてきそうです。では、3枚目と4枚目のカードについて、ヒントを出しましょう。

3枚目のカードは、反時計回りに少し回転させています。4枚目のカードは、反時計回りに90°回転させています。下の図では、3番目のカードも4番目のカードも元に戻っています。



4枚のカードは、すべて正しい形になりました。ただし、このまま並べても漢字にはなりません。これから、4枚のカードを組み合わせることにより漢字が出来上がります。



”4”のカードと”1”のカードの場所を取り替えます。「あっ!わかった!」という人が出てきているのではないでしょうか。






次に、”3のカードと”2のカード”の場所を取り替えます。もうほとんどもとの漢字の形になっています。




-答えです。

4枚のカードを組み合わせてできる漢字は、「耳」でした。



「耳」という漢字をそのまま見ると、複雑すぎるということはなくて見やすい形です。ところが、4つに分割されてさらに回転までされてしまうとわかりにくくなってしまいます。いつもとは違う思考回路を要求されると、頭の中が混乱してしまいます。

(秒刊サンデー:わらびもち)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 4枚のカードを組み合わせてできる漢字を答えよ!