「ミレービスケット」という文字の上に「まじめなおかし」と書かれています。お菓子にまじめとか不真面目とかというものがあるのでしょうか。あまりにも不思議なキャッチフレーズで、このお菓子の前から動くことができませんでした。6袋も入っているので、好みの味でなかったらどうしようと少し不安に思いながら購入しました。



大袋を開けると中から小袋が6つ出てきます。なんと、それぞれの袋の上に異なる文が書かれています。なんとも味のある書体で書かれていて、何となく懐かしさのようなものを感じさせてくれます。「まじめなおかし」という言葉もちゃ~んと書かれています。



6袋のうちの1つを大きく写してみました。「おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんも食べた・・・」とも書かれています。今までに見たことはないけれども、そんなに古くからあったのでしょうか。



「天日塩」を使っています。一口に「塩」と言っても色々な種類があって味も異なります。料理によって使う塩を変えたりします。「塩」イコール「しょっぱい」とは限りません。ほんのりとした甘さを感じる塩もあります。いろいろな調味料を加えた塩もあります。天日塩というのは少し甘さを感じるおいしい塩です。ビスケットの中にそのおいしさが隠れているのでしょうか。



ドキドキしながらビスケットを袋から出してみました。何の変哲もないただのビスケットです。おいしいのかな?1個を手に取り口の中に「ポイッ」。



なんだこれ。おいしい!!!ビスケット自体は、自分のおいしさを主張しすぎていない。でも、なんとも言えずおいしい。しつこいような後味が残りません。食べてみるとまじめなおかしという意味が分かるような気がします。油っこくない、しょっぱすぎない。余計なものが入っていない。ビスケットの生地のおいしさと天日塩のおいしさが口の中に広がります。



ビスケットがよく見えるように、もう少し大きくしてお見せしましょう。天日塩の粒々が見えます。カラッと揚げて塩をまぶしているだけです。食べてくれる人のことを思い浮かべながら心を込めて作っているのではないでしょうか。だから、おじいさん、おばあさんの時代からずっと販売され続けているのですね。



小袋に分かれているので、「今日は一袋だけ」と自分に言い聞かせることができます。大きな袋だと多分やめられません。自信のある方は、大きな袋に入ったものやもっと大きな容器に入ったものを試してみてはいかがでしょう。

塩味以外に、キャラメル ブラックペッパー コーンポタージュ 生姜 にんにく ミルクコーヒーの味がついているものがあります。またノンフライのものもあります。


ビスケットの原材料や成分も気になるのではないでしょうか。こちらをご覧ください。



気を許してしまうといくらでも食べることができます。ご注意ください。経験者からの一言でした。


(秒刊サンデー:わらびもち)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 「まじめなおかし」ってどんなお菓子?ミレービスケットの旨さは衝撃的!