雪のニュースが多い中、こんなツイートが話題となっております「ノーマルタイヤで雪道を走ると法令違反」ということです。そんなことを言っても多くの方がそんな備えをしておらず、突然の雪に動揺するばかりです。その上罰金を払わされるなんて理不尽すぎないか!?と思うわけですが、実際のところはどうでしょうか。
ー法令違反!?


ノーマルタイヤで罰金というのはにわかに信じられませんが、どうやらその根拠としてコチラのポスターがあるようです。確かに罰金の文字が踊っております。ケースとしては、積雪道路および凍結道路になるので、雪が降っていなくてもそのうような場所を走行する場合には罰金刑に当たる可能性があるということなのです。



ツイッターの利用者の多くはこの事実を知らないようですが、実際に罰金刑などという理不尽な処罰を受けるのでしょうか。

ということで調査した所、確かに各地都道府県で状況は異なるものの、概ねそのような状況であることが明らかになりました。

都道府県道路交通法施行細則又は 道路交通規則における積雪、凍結時の防滑措置

東京都道路交通規則
積雪又は凍結により明らかにすべると認められる状態にある道路において自動車又は原動機付自転車を、運転する時はタイヤチェーンを取り付ける等してすべり止めの措置を講ずること。

一般社団法人 日本自動車タイヤ協会
http://www.jatma.or.jp/winterdrive/pdf/regulations1710.pdf

ちなみに、たしかに沖縄ではこの法令はありませんでした。
ただし罰金最高5万円(普通自動車反則金6000円)の明確な根拠は無いので、本当に罰金刑になるかどうかは定かではないのですが、一般的な違反では普通自動車であれば5000円~7000円程度の罰金が課せられるため、何らかの違反理由になるのかと推測されます。

なにはともあれ、気をつけた方がいいに越したことはないので、万が一のためにスペアは用意しておきましょう。


画像掲載元:写真AC

(秒刊サンデー:たまちゃん)

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 雪道をノーマルタイヤで罰金5万円は本当!?実際に調べてみた