今回の漢字の読みも難しいですよ。この漢字、読めますか。漢字検定の1級から4級までの審査基準のひとつに、「熟字訓、当て字を理解していること」という項目があります。今回のこの漢字のジャンルは実に15年ぶりに採用されたジャンルです。ということで読むことができれば漢字1級レベルです。わかるでしょうか?


-問題

この「華盛頓」と書かれたこの漢字は外国の都市名を表しています。読み方を答えてください。





-答えは



「ワシントン」と読みます。この漢字を読むことができるる人はどのくらいいるのでしょうね。さすが漢検1級の問題です。

日本では外国名や外国の都市名を漢字で表すことがありますが、それらはすべて当て字です。
審査基準となっている以上出題されるのは普通のことのはずです。しかし、この種の問題が最後に出題されたのは2002年のことで、その後、今年の6月まで出題されていませんでした。


-外国名を漢字で表すようになった由来

日本は7世紀の初めには外国名を漢字で表していました。その時以来、外国名は漢字で表されていました。
幕末に鎖国を終えたことにより諸外国との交易が盛んになり、国名だけではなく地名をも何らかの方法で表さなければならなくなりました。そこで、当て字ではありますが国名や地名を漢字で表すことになったのです。
やがて、明治時代から大正時代にかけてカタカナが普及したことにより現在のようにカタカナで表されるようになりました。



-漢字で書かれた外国名をいくつか紹介しておきましょう



いかがでしたか。漢字で表された外国名はまだまだたくさんあります。


漢字検定1級と言えば「まじない」を漢字で書くという問題もレベルが高かったと感じます。


次の問題も楽しみにお待ちください。

(秒刊サンデー:わらびもち)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 「華盛頓」←これが読めたら漢検1級!15年振りに出題された超難問!