ブツブツ画像は非常に嫌悪感を抱く気持ちの悪い画像ですが、反面なぜかそれを見てしまいたくなるという、不思議な感覚に襲われます。さてそんなブツブツですが、なぜその画像に対して嫌悪感を抱くのか、または全く抱かないのか、この疑問について実は今まで明確な答えがなかったのですが、ようやく明かりが見え始めました。
ーブツブツ画像とは

ブツブツ画像とは、読んで字のごとく。ブツブツな画像です。蓮の実のようなものから、パンケーキの穴まで幅広いわけですが、よく考えれば全くの無害の画像です。しかもそもそも画像なので有害であるはずがないのですが、なんとなく「ゾゾゾっ」と背筋が身震いしてしまう恐ろしい画像に感じてしまう現象です。これを業界的には「集合体恐怖症」とか「トライポフォビア」などと呼びます。

原因としては以前紹介したように、この集合体写真が、病気や有害な物体の「サイン」であると脳が認識してしまい、パンケーキの穴はそれに過剰に反応してしまうからです。


今回、その原因とも言えるべき内容が「トライポフォビア研究者」により発表されました。

それによると、どうやら過去に「寄生虫」「病気」など不快な映像や写真を見たことがある人が、潜在的に思い起こし、この手の画像にリンクしてしまっている可能性があると言います。

つまり、この画像は「有害である」と過去の経験をもとに潜在的に反応してしまっているとのことです。どうやら進化の過程で過剰に反応させることにより、病気や危険生物から身を守る能力が備わっているのではないかと考えられているようです。

これを踏まえると、ヘビやムシが嫌いな方も潜在的に「危険である」と太古の昔からの記憶が体に刷り込まれている可能性がありますね。

そう、これは人間の防衛本能なので、むしろありがたいわけですがそうは分かっていても、蓮コラ系画像は気持ち悪い。

掲載元
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-4686268/Fear-holes-reveal-deep-anxiety-parasites.html

(秒刊サンデー:たまちゃん)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 【何だって】ブツブツ画像が苦手な人は過去に「トラウマ」があるらしい