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新型コロナウイルス支援対策として、18歳以下へ10万円相当が給付されることが自公によって大筋合意されたことが明らかとなりました。なぜ支援に年齢制限や所得制限を設けるのかと批判の多い政策ではありますが、そんな中、衆議院議員がたった1日で100万円支給されたことが吉村府知事のツイートで注目され、ネット上では非常識だと炎上しているのです。
維新の新人議員、小野さんから。なんと10月分の文書通信交通滞在費100万円が現金で満額支給されたとのこと。10月分?選挙の投開票日が10月31日なんだけど。どうやら1日だけでも国会議員の身分となったので、10月分、100万の札束、満額支給らしい。領収書不要。非課税。これが国会の常識。おかしいよ。 https://t.co/stXtBrTxBm
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) November 13, 2021
吉村府知事が11月13日に、維新の会の新人・小野たいすけ衆議院議員のツイートをリツイートし、「これが国会の常識。おかしいよ。」とコメントをしました。
文書通信交通滞在費の額がどうにもおかしいのです。10月31日に当選したということで、歳費(いわゆる給料)は日割り計算(約3万円)となっているのですが、文書通信交通滞在費は満額の100万円が支払われました。
これはおかしいのではないか、と衆議院事務局に確認したところ、今の法律では1日でも任期がかかっていると満額が出る仕組みになっており、日割りにはなっていないとのこと。しかし、これは世間の常識からしたらおかしいことです。
引用:小野たいすけ official note
たった1日で、文書通信交通滞在費が満額100万円支給されたことに対し、現役の国会議員が疑問を唱えました。
満額100万円が支給されたことで、「私らの税金無駄に使うなって言いたい。」「まずはこれを正すべき。」「満額支給、非課税、領収書不要、とんでもなく都合がいいルールだな。」と、ネット上が炎上する事態となったのです。
新型コロナウイルスの影響で、生活が困窮している国民も多くいるのではないでしょうか。
経済対策として、現金を10万円給付する、5万円給付するなど議論が行われていましたが、現在のところは年収960万円未満の子育て世帯に、年内に現金5万円、来春に残る5万円がクーポンとして配布される予定だと報じられています。
子育て世帯に給付する現金を10万だ5万だと議論していた裏で、まさか1日で100万円をポンと給付されていた衆議院議員の文書通信交通滞在費に対し、「国民には子供だけに10万円配るかどうか?で、いつまでもケチ臭い議論しているくせに」「10万円の給付がどうとかの前にやるべき事があるのでは……?」「子ども10万円現金給付とか生活困窮者が〜って色々制限するなら一日だけで貰った100万円を全政治家が返還して国民に配ればいい。」と、批判が続出していました。
国会議員優遇制度と揶揄されている今回の満額100万円支給に対し、経済支援として国民にはなぜかマイナンバーカードと銀行口座をひも付けるなどの制限を付けるなど、おかしな政策がまかり通っているのではないかと疑問の声も寄せられています。